当ページでは、父親や母親が行っている宗教について危険な点が見受けられる場合、活動をやめさせたい、やめてほしいと思われている方へ向け、トラブル事例や脱会に繋がる解決方法のご紹介を行っています。
親の宗教によってストレスを受けていたり、生活にさまざまな支障が見受けられ、宗教活動をやめさせたいというご相談は全国から多く寄せられています。
よすが総合調査では、洗脳やマインドコントロールに関する解決実績を持つアドバイザーが皆様のご相談についてお答えしています。どなたでも匿名でご利用いただける無料相談窓口を開設しておりますので、安心してご利用ください。
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親に宗教をやめさせたい – トラブル相談事例
「母親が長年している宗教活動をやめさせたい」
相談者:30代・女性 / 群馬県
「母親の宗教をやめさせたいと思っています。
母は昔から、とある宗教に加入しており、その教えなどを私や弟に強要してきました。
父はその宗教に入ってはいなかったのですが、母に対して特に宗教をやめさせたいという思いはなかったようです。
私も幼少期は母の教えの通り、熱心にその宗教を信仰していたのですが、大人になるにつれて母親の宗教に対する入れ込みようを見て心が冷め、成人して就職し実家を出てから、親と宗教とは少し距離を置いていました。
しかし、私が結婚して子供が産まれてから、母から頻繁に連絡が来るようになりました。
母の目的は、私の子供と夫をその宗教に入れることのようで、何かと連絡が来るたびに宗教の教義について語られ、私も夫もストレスが溜まるようになりました。
もともと私の夫には母の宗教のことを話しており、できればやめさせたいという気持ちも伝えていたのですが、最近の特に熱心な様子から夫にも『お義母さんをどうにかしてほしい』と言われてしまい、どうにかしなければとご連絡いたしました。
今は、夫や子供をできるだけ母から遠ざけて生活をしていますが、できれば母の目を覚まして、孫を見せたり一緒に食事をしたり、普通の家庭のように過ごしたいと思っています。
どうにか母親の宗教をやめさせることはできないでしょうか。」
「両親が最近加入した宗教をやめさせたい」
相談者:20代・男性 / 福岡県
「両親が突然宗教に加入したため、やめさせたいと思っています。
親がその宗教に入ったのは、2年くらい前だと思います。実家は結構な田舎なのですが、地元の人づてで知り合った人から父が勧誘されて、その後に母も加入したようです。
私が両親の宗教に気付いたのはつい最近のことです。
実家に帰省した際に、祭壇のようなものが飾ってあったので質問したところ、父親から宗教に関する話をされました。
「他の人はお金が儲かるようになった」「病気が治る」などのよくある話から、「信仰していない人たちは生まれ変わりができない」「疑っていると事故に遭ったり不幸になる」など、段々と良くない方向の話をされました。
その場では怖くなり、すぐにやめるよう両親に怒ってしまいましたが、結局喧嘩になり私の話を聞いてくれることはありませんでした。
それから、実家の近くに住んでいる兄に連絡をとってみたところ、兄の家族にも親から宗教の勧誘があったようで、最近はほぼ絶縁していると聞きました。
おそらく両親が宗教を始めたきっかけが、父親が大病をした時に宗教の人たちが頻繁に見舞いに来ていたようで、その病気から回復したのも宗教の祈りのおかげだと思っているようです。母もそれからすっかり信じ込んでいるようで、両親とも様子がおかしいと感じています。
今のところ、その宗教団体に多額のお金を支払ったとか、そのような話は聞いていません。しかし、父との会話の内容や表情から、かなり恐怖心があります。できるだけ早くやめさせたいというのが本音です。」
親に宗教をやめさせたい – 脱会・解決に向けて
宗教を続けるリスクとやめさせるリスク
親御さんの宗教トラブルによって、辛い経験をしたり、大変な思いをされた方は多くいらっしゃるかと存じます。そのため、できれば親に宗教をやめてほしいというご相談は、私たちのもとにも多く寄せられています。
しかし、宗教など「これまで信じていたこと・心の支えにしていたこと」を失うと、人はとても強いストレスを受けます。
そのため、場合によってはすぐにやめさせるよりも、ある程度時間をかけて進めた方がいい場合もあるため、さまざまな要素を鑑みて多角的に判断をしていかなければいけません。
一方で、宗教の教義や活動内容によっては、直ちに命の危険が生じるものなどもあるため、今すぐやめさせたほうがいいのか、様子を見た方がいいのか、判断に困った場合は専門家などにご相談ください。
■ すぐ親にやめさた方がいい宗教の事例
宗教が親の生命に関わるような強要をしている
食事制限や厳しい修行、暴力、医療行為に関する制限などを宗教団体が強要している場合は、親御さんの生命に関わるトラブルへと発展する可能性があるため、すぐに宗教をやめさせる必要が見受けられます。
また宗教団体の人物と親御さんが共同生活をしている、生活を管理されている等の場合も、洗脳やマインドコントロールの視点から非常に危険な場合があります。すぐに専門機関などにご相談の上、対処を行うことをお勧めいたします。
親が宗教に多額のお金を支払っている
親御さんが献金や寄付などで、多額なお金を宗教団体に支払っている場合は、すぐにやめさせる必要があります。
放置をすることで、さらに多額の借金を背負わされたり、土地等の資産を奪われたりするだけでなく、親族などの名前を勝手に使われたり、共有財産まで使用されてしまう等の二次被害も予想されます。
親が攻撃的な宗教活動をしている
親御さんが他者や他団体に対して、攻撃的な宗教活動を行なっている場合も、犯罪行為に発展する恐れがあるため高い危険性が見受けられます。
これまで、宗教団体からの指示により住居侵入や窃盗などを行なってしまった事例や、宗教の思想に基づき暴力行為に及んでしまった等のトラブルが見受けられました。
宗教の信者の行為が事件化した場合、本人が宗教を庇って嘘の自供をしてしまったり、宗教団体側も無関係を装って切り離しを行うなど、さらに大きなトラブルに発展してしまう可能性もあるため注意が必要です。
親が過度な勧誘・違法な勧誘をしている
親御さんか宗教団体で行う勧誘行為について、違法な勧誘方法を用いていたり、過度な勧誘により被害者が出ている場合も、すぐにやめさせなければいけない場合があります。
前述のように犯罪や事件に発展してしまう事例も多くあり、実際に勧誘行為が監禁や脅迫と見做されて検挙されたトラブルなどもあります。
親御さんが知らないうちに犯罪行為に加担している可能性があれば、すぐに宗教活動をやめさせるための行動をとることをお勧めします。
その他・「危険な状態だと思ったら」
上記のような事例はあくまでも一例です。これらに限らず、親御さんが行う宗教の行動について危険な様子が見受けられる場合は、すぐに専門家へご相談ください。
具体的には、親御さんが宗教に関わりだしてから言動がおかしい、不審な行動を取るようになった、暴力的になるなど性格が変わった等の変化が見受けられると要注意です。
洗脳やマインドコントロールは、時間が経つとその効果が増していく傾向にあるため、出来るだけ初期段階での対処が求められます。大きなトラブルに発展したり、手遅れになる前に、何かしらの対策を講じる必要があります。
■ 様子を見て対処すべき宗教の事例
目立った活動や金銭の支払いがない宗教
表立った宗教の活動が見受けられない場合や、金銭の支払いなど実被害が見受けられない場合は、直ちにやめさせるより、様子を見ながら対処を行った方がいいでしょう。
しかし、一見して「やめさせる理由が見つからない」からと言って、感情的に説得をしたり追い詰めることは厳禁です。
さらに親御さんの心を取り戻しにくくなってしまう可能性があるため、避けた方がいいでしょう。
復讐の危険などがある宗教の場合
攻撃的な活動が見受けられる、暴力的な行為に及ぶ可能性がある等の危険な宗教については、すぐに親に対してやめさせるようなアプローチを取ることは危険です。
直ちに対処する必要があることは確かですが、事前にしっかりと準備をしておかなければ、予想だにしない被害を受ける可能性があります。
すぐに引っ越しができないよう準備をしておく、交渉できるような証拠や環境を整えるなど、「親に宗教をやめさせた後」にまで気を配る必要があるため、様子を見つつ対策を進めることをお勧めします。
依存・本人の強い心の支えとなっている場合
宗教が親御さんに対して、かなり熱心な依存対象となっている場合、直ちにやめさせたり距離を取らせることは逆に危険を生む場合もあります。
強制的にやめさせることで、親御さんに強い精神的苦痛を与えることにつながるため、ある程度の時間をかけてタイミングを図りつつ依存状態から解放するような方法が求められます。
親に宗教をやめさせたい – 家族の取るべき行動
宗教の洗脳から「目を覚ますための情報」
親の宗教をやめさせるためには、やめるきっかけとなるような情報や出来事が必要です。
「それを知った上で宗教活動を続けることはデメリットしかない」「ずっと宗教に騙されていた」と思わせる内容が求められます。
具体的な内容は、その宗教の教義や親御さんのおかれている状況などによって異なるため、一概には言えません。しかし、出来るだけ親御さんの身近な人物や物事に対して、事実を詳らかにするような証拠が必要となります。
■POINT「ネットなどの口コミや噂は、証拠ではない」
ネットや書籍などで書かれる評判や噂をもとに、宗教をやめさせるような説得を行うことは得策ではありません。そうした情報は、宗教側も確認できる情報であり、事前に言いくるめるような対策や言い訳を準備されていることが大半です。
そのため、実際に調べた情報をもとに説得などを行う方が、成功率が高いとされています。
家族や周囲の人のフォロー
親御さんの宗教を完全にやめさせるためには、専門家からのアプローチだけでなく、ご家族のフォローやケアも同時に必要となります。
これまで依存していた宗教がなくなった後、それに代わる心の拠り所を作ることが必要になる場合が多く、それを提示する役割として、第三者より身近なご家族の方が適役であるためです。
また、環境の変化を与えることも有効に作用する場合もあるため、引っ越しや同居、転職などのサポートを家族にご協力いただく解決法もあります。
このように、ただやめさせるだけでなく、また同じようなトラブルに遭わないようサポートを続けることが、根本的に宗教をやめさせるためには必要となります。
宗教をやめるという最終的な判断は本人に
嫌がる親御さんに対して脱会届けを無理矢理書かせたり、宗教に対して断ち切れない思いがある中で引っ越しなどを強制するなど、外部から無理な働きかけをしてやめさせることは得策ではありません。
そうした解決方法は、後に再び同じような宗教トラブルに遭う可能性が非常に高く、根本的な解決とは言えないからです。
宗教の洗脳やマインドコントロールを解いて、親御さんに宗教をやめさせるには、最終的に親御さん本人が「宗教をやめたい」「活動を続けてても仕方がない」と思わせるようなアプローチをしなければいけません。
そのためには、宗教団体や特定の人物が、親御さんについて付いている嘘や隠し事を詳らかにし「騙されているかもしれない」といった疑念を確信に変える必要があります。
■POINT 「逃げる」という選択肢
宗教から逃げるということは「負け」ではありません。親御さんに宗教をやめさせることが難しい場合や、やめさせる方がデメリットの強いケースなどについて、その場から逃げて関係を断ち切るという選択肢もあります。
今置かれている状況や、まず何を最優先するか(仕事、家族、親御さんの健康など)を明確にし、「宗教をやめさせる」という目標に捉われず、最善策を選ぶことをお勧めします。
まとめ
親に宗教をやめさせたいとお思いの方へ
今回は、親御さんの宗教についてお悩みの方へ向けて、宗教をやめさせる方法やヒントをご紹介いたしました。
このような宗教トラブルは、宗教の内容や親御さん自身の行動によって解決方法が大きく異なるため、決まった解決方法がありません。
そのためよすが総合調査では、ご相談いただいた内容を分析した上で、親の宗教をやめさせるために最適なプランを構築しサポートいたします。
すでに「親が家族の話を聞いてくれない」「宗教によって親と仲が悪くなっている」といった場合でも、決して諦めないでください。
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