今回は、副業によって様々なトラブルに遭われた方へ向けて、具体的な解決へ向けた調査のご提案やトラブル事例のご紹介などを行なっております。

昨今スマホを使った副業や、オンラインのみで完結するものなど、副業の仕組みが多様化していることもあり、その分トラブルのご相談も増加している傾向が見受けられます。

よすが総合調査では、専門的な企業・個人に対する信用調査能力を活かし、副業を装った危険なビジネスや詐欺被害を防止するための対策を行っています。

現在、ご自身やご家族の副業についてリスクが見受けられる場合や、ご不安な点がある場合は、必ず専門家の無料相談窓口までご相談ください。

副業でのトラブル解決のための調査に関する探偵・興信所の無料相談窓口イメージ

副業トラブル – よくある相談・事件の事例

①「副業で儲けるためにコンサル・コーチングの契約をした」

近年よく見受けられる副業関連のトラブルとして「怪しいコンサル契約・コーチング契約を結んでしまった」という事例が挙げられます。

契約の内容は、情報商材や投資、自己啓発的なものまで様々ありますが、共通する被害として「高額なコンサル・コーチング契約をしたが詐欺的な内容だった」「勧誘すると儲かるなどの怪しいビジネスだった」のような、契約内容と実際に提供される内容が全く違うという点が確認されています。

また、コンサルティングやコーチングを一回でも行えば、契約履行と勝手にみなされて返金をしてもらえなかったり、絶対に儲かると謳っておきながら実際には全く儲からず、クレームを入れても「儲からないのは、あなたに能力がないからだ」と責任転嫁されてしまうケースも散見されます。

こうした被害の特徴として、コンサルティングやコーチングの過程で、加害者はターゲットを選別しており、騙しやすいと判断した人物には「あなたは才能があるから、特別な講座を受けられる」等と、更に高額な契約を迫る事例も確認されています。

そのため、当初の被害額が少額であったり、最初は有益な指導を受けられても、後々にお金を騙し取られてしまったり、詐欺行為に加担してしまったりする場合があるため要注意です。

要注意ワードの一例

・絶対に儲かるテクニックを教える
・有名人、企業でコンサルをしていた
・追加費用を払えば更に儲かって不労所得を得られる
・家族等にこの話をしてはいけないが、友人関係は勧誘した方がいい

②「副業で、投資・仮想通貨・FXのセミナーや勉強会に申し込んだ」

仮想通貨やFX、株などの投資を、副業として行うこと自体は全く問題ありません。しかし、勉強会やセミナーなどについては危険なリスクが潜んでいる場合があります。

例えば「投資のために必要だ」と説明されて危険なツール(アプリケーション)を購入させられたり、特別なプログラムを受ければ不労所得が得られる等と高額なセミナー費用を請求されるケースが散見されます。

このようなトラブルの加害者団体は、一見すると普通の投資に関する勉強会に見えますが、関わりを重ねていくうちに高額な契約を求めてきたり、他者への勧誘を行うように指導してくることがあるためご注意ください。

要注意ワードの一例

・投資ツールが入ったUSBを購入する必要がある
・特別なサロン会員になるともっと良い話を聞ける
・勉強会に参加すれば仲間と高め合うことができる
・現在投資をしていない人は愚か、負け組である

③「副業で海外のビジネスに投資をした」

「海外コンドミニアムへの建設の投資」「販売ルートが確約済みの農場の経営権」など、海外への出資やビジネスを持ちかけられるも、実態は組織ぐるみの詐欺であるようなケースも多く報告されています。

このようなトラブルのケースでよく使われる手口としては「あなただけに特別に教える」「選ばれた人しか出資できない」など、あたかも被害者のみに美味しい話が持ちかけられているように装われる点が挙げられます。

また、投資の実態は大麻や覚醒剤に関わるものであった事例や、金銭を騙し取られるだけでなく携帯や口座を作らされて国際ロマンス詐欺の片棒を担がされていた事例もあり、危険性が高いトラブルであることが判明しています。

こうしたトラブルは、海外で行われているから簡単に確認できない、という被害者心理をついた詐欺被害のため、実際に調査を行うことで正確な事実を把握することが可能です。

過去の調査事例では「海外の農園のオーナー権を買うと副収入が得られる」という儲け話について、契約の際に登場した外国人について調査を行ったところ、名前も国籍も偽られており、実際は海外の農場自体も存在しないものであったことが判明したケースもあります。

要注意ワードの一例

・審査の結果あなたが特別な海外出資者に選ばれた
・まだどこにも公開されていない話なので他言無用だ
・日本ではまだ知られていないが海外ではメジャーなビジネスだ
・すでに国内外でたくさんの人が投資して儲けている

④「副業として起業をすることになった」

副業として起業を勧められ、高額なセミナーやコンサル契約を行なってしまったり、多額の借金を作らされてお金を持ち逃げされてしまったりする被害が近年増加しています。また広告出稿料やWEBページ制作費として、相場より高い費用を騙し取られるケースも確認されています。

このようなトラブルの特徴として、被害者はとにかく「起業をする、社長になることが目的」と刷り込まれてしまい、肝心のビジネスプランや事業計画が疎かな場合が多く見受けられます。

そうした中身の無い起業をしたばかりに、体裁よく加害者に利用され、気付かないうちに名義貸しやダミー会社として悪用されたり、他会社の脱税やマネーロンダリングに加担してしまっていた、という事例も散見されます。

要注意ワードの一例

・社長になれば労働から解放される
・初期投資は高いけどすぐに取り返せる
・サラリーマンは節税にもなるしやって損はない
・いずれ本業にすればいいから今すぐ起業すべき

⑤「副業で資格を取得するためセミナーや講座に通っている」

この資格を取れば手に職がつく、独立して経営者になれる、副業として月○○万円儲かる、などの触れ込みから、怪しい民間資格へ誘導されてしまう事例も多く報告されています。

特に占いやスピリチュアルに関するもの(霊視、ヒーリング等)や、美容や健康に関する民間資格(○○セラピスト)などにこのようなトラブルが蔓延している傾向にありますが、その背景には宗教団体が関与していたり、マルチビジネスなどの悪徳商法の新たな手口である場合もあります。

もちろん、正式な認可がある団体の発行する、一般的に知名度がある資格であれば問題はありません。しかし大企業・団体に見せかけた一企業が発行する民間資格については、高額であっても社会的に価値が薄い場合もあるためご注意ください。

要注意ワードの一例

・この資格を取ってくれれば客を斡旋できるから絶対儲かる
・資格費用は高額だがすぐに回収できる
・働きながら、子育てしながらでも資格で副収入を得ている人が多い
・この資格で人生の成功者となった人がたくさんいる

副業詐欺の被害に遭いやすい人物像とは

私たちに寄せられるご相談から、被害者の傾向として見受けられる人物像をご紹介します。ここに当てはまるからといって、全ての人が詐欺被害に遭っているとは断言できません。あくまでも、関連性が疑われる要因としてご確認ください。

・以前と比べて時間に余裕ができた人

大学生や定年退職後の方、子育てがひと段落ついた主婦層など、時間に余裕が生じたタイミングで副業を装った詐欺に遭ってしまわれる方が散見されます。

また、生活にゆとりが生まれたタイミングに一人でいることが多く、孤独感を感じている方も、このような詐欺に遭遇してしまう傾向が高いと見受けられます。

このような人物をターゲットとしている加害者も確認されており、被害者側としては同じような境遇の人が集まることで安堵感や連帯感を覚え、ますます騙されていることに気付きにくくなってしまう状況が推測されます。

・転職を考えている、仕事を辞めたい人

こうした傾向の方は、自発的にインターネット等で副業や副収入に関する情報収集をされることも多く、その中で運悪く詐欺的な副業トラブルに遭遇してしまう事例も複数確認されています。

本業で得た資金を副業に投資し続けるサイクルが出来上がってしまうと、例え副業での儲けが少なくても「もう少し投資し続ければ儲かるのでは」という心理から、正常な損切りの判断ができなくなってしまう場合があるため要注意です。

・収入や生活に強い不満がある人

現状の収入では我慢する場面が多かったり、子育てや家庭内の問題で不満が募っている方も、このような副業を装った詐欺に遭いやすい人物と言えます。

現状を変えたいとの気持ちから、思い切った覚悟で副業やビジネスを始める方も多いため、「熱しやすく冷めにくい」状況となってしまうことが多く見受けられます。

・精神的に疲弊している人

人間関係や仕事など、さまざまな要因で精神的に強いストレスを受けていたり、それによって何らかの精神的な病を抱えている方は、正常な判断を下すことが難しい状態に陥ってしまい、このような副業を装った詐欺に遭ってしまう場合があります。

通常の状態時であれば決して信じないような儲け話でも、心が弱っていたり落ち込んでいる時には信じやすくなってしまう傾向があり、時には詐欺師の儲け話を心の支えとしてしまうケースもあるため注意が必要です。

・生活環境、人間関係が大きく変化した人

生活環境が大きく変化した人は不安を感じており、そうした状況で詐欺師から優しい声掛けを受けると信じてしまいがちです。特に進学や転職、遠方への引越し、家族との離別など、周囲を取り巻く環境が大きく変わる節目に、このような副業を装った詐欺に遭ってしまうケースが目立ちます。

加害者である詐欺師側も、そうした変化を受けた人物をターゲットとして勧誘を行ったり、広告を出すなどの行為が確認されているため注意が必要です。

副業でのトラブルに遭ってしまったら – 対処法・解決方法

■契約書や誓約書など 書類の確認

副業でのトラブルが疑われる場合は、まず書類に関する確認を最優先で行いましょう。契約書、重要事項説明書、誓約書などだけではなく、勧誘時にもらったパンフレットや名刺、覚書のメモなど、副業に関する書類を全て確認することをお勧めします。

これは、事前に説明された内容と実際の契約内容に相違がなかったか確認する目的や、相手側の個人名や会社名、住所、連絡先などを特定するために必要に重要となります。

もし「契約書はもらえなかった」「控えを回収されてしまった」等の場合は、時系列や人名などを記録したメモを作成したり、後述の証拠保全を出来るだけ早く行ってください。

■証拠保全を行う

証拠保全とは、トラブルに関係しうる様々な証拠を、消失しないように保存しておく作業のことを指します。

例えば、加害者とのやりとりの記録を全てスクリーンショット等で保存したり、前述のような書類を複製して保管しておく、WEBサイト・広告を画像やPDFで保存したりweb魚拓で記録する必要があります。また、相手との会話の内容の録音や議事録、入出金の記録のコピーなども有効な証拠となります。

また、加害者に関する情報も重要となります。会社名や個人名、住所、携帯電話番号、SNSアカウントなどを把握されている場合は、併せて情報を保存しておくことをお勧めします。

しかし、場慣れた詐欺師の場合は、最初からこのような証拠が残らないような立ち回りをしていることもあり、「騙された」と気付いた時には何も証拠が残っていない、といった場合も存在します。そのようなケースについて、一般の方だけでの対処は困難を極めるため、必ず専門家や専門機関にご相談ください。

■複数の専門家に相談する(重要)

このような副業でのトラブルに遭われた場合、解決には専門家の協力が必要となる場面があります。そうした際は、必ず複数の専門家や専門機関を横断して相談するようにしてください。

例えば、弁護士や警察、NPOなどの第三者機関、探偵や興信所など、専門家や機関によって対処可能な解決方法が異なるため、いろいろな角度からの話を聞いた上で、ご自身に合った解決方法を選ぶようにしましょう。

ただし、前項で紹介したような証拠保全などの初動対応については、概ねどのような対処を行う場合でも重要となりますので、まずはお手持ちの情報を確認・整理の上でご相談されることをお勧めします。

POINT「家族・友人など、周りの方が副業トラブルに遭った時は」

副業でのトラブルに遭われているのがご家族やご友人で、「事実を伝えて、目を覚ましてあげたい」というご相談も多く寄せられます。もしくは、すでに危険性を被害者本人に伝えて、関係性が悪化してしまったという方もいらっしゃるかと存じます。

しかし「説得してその場限りで怪しい副業をやめさせる」だけで、元の生活に戻れるとは限りません。特に、お金が儲かるという謳い文句の詐欺に関しては、一人の被害者が何度も同じような被害に遭ってしまうことも多く、単純な説得だけでは一過性の効果しかない場合もあります。

よすが総合調査では、こうした詐欺トラブルに遭われた方に対して、その後の生活も含めた、最も良い解決方法を持って対処するよう努めています。そのために、専門のカウンセラーや相談員が、一人一人にあった解決プランをご提供しています。

まとめ

副業でのトラブルに巻き込まれてしまったら

今回は「儲かる副業」に潜むリスクやトラブル事例、解決のために必要なことをご紹介させていただきました。

このような副業でのトラブルは、お金を騙し取られてしまうだけではなく、知らない間に悪事に加担させられてしまったり、騙されて罪の意識がないまま犯罪行為を働かされてしまうなどのリスクがあります。

また、被害者本人だけでなく、ご家族や親子など周りの方にまで被害が及ぶようなケースもあるため、副業に係るトラブルに巻き込まれてしまった場合は、専門家にご相談の上で慎重に対処することをお勧めします。

よすが総合調査では、ご家族やご友人など周りの方が、このような副業に関するトラブルに遭われている場合のご相談も受け付けています。秘密厳守をお約束しておりますので、どなた様も安心してご利用ください。

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