探偵社への依頼料は一般的に高額だと言われています。
実態の不透明さがそういったイメージに繋がっている部分もあるのですが、探偵業の性質上、正直致し方ない部分もあります。
依頼する側にとっては、出来る限り費用を抑えたいと考えるのは当然のことです。
この記事では、探偵を雇う事を検討する際、費用を抑える方法や、依頼を受けたにもかかわらず十分な調査を行わない悪質な探偵社の見極め方について紹介しています。
いろいろな探偵社に話を聞いてみる
殆どの探偵社は無料の相談ダイヤルやメールフォームを用意しています。
直接面談を行う方が具体的なイメージを掴みやすいと思いますが、まずはお手軽に電話やメールでの問い合わせでも問題ありません。
相談する場合に重要なのは、依頼の目的を明確にすることです。
依頼の目的を明確にする
目的によって調査の内容が異なってくるため、その点が曖昧だと、探偵社側と上手く意思疎通が取れず、最適とは言えない調査プランが提案される場合があります。
また、探偵社側もあくまで営利企業ですので、依頼ベースではない相談に関しては嫌厭する傾向があります
相談と言っても、依頼をする意思はあるという姿勢はとったほうが良いでしょう。
浮気調査を例とすると
- 浮気をやめさせて再構築をしたい。
- 離婚をして慰謝料を請求したい。
というのが目的として挙げられます。
浮気調査によって得た、複数回分の浮気の証拠があれば、より高額な慰謝料を請求することが可能です。
ただ、再構築の場合は、浮気を認めさせる必要最低限のものでも十分な場合もあります。
また、浮気相手の情報に関しても、慰謝料請求の場合は名前と住所のさえわかっていれば請求が可能ですが、再構築の場合、浮気相手を説得しなくてはならないケースもあります。
浮気相手の説得を有利に進めるために、浮気相手の情報、例えば家族構成や勤務先、経済状況や生活の実態などを把握しておくことが重要になる場合もあります。
このように、目的によって必要な調査内容が変わる場合があるため、相談の際にはその点を意識しましょう。
調査料金は事前の情報によって変化する
調査目的によって、必要な調査内容が変わるというのはご説明しましたが、調査内容によっては、事前の情報の有無が調査料金に大きく反映されることがあります。
調査内容によって有効な情報も変わりますし、また逆に有効な情報があればそこから調査を組み立てる場合もあります。
どの情報が有効かは、ご自身では判断が難しいと思います。
なので、自身が把握している情報は些細なものでもできるだけ伝えましょう。
事前の情報が揃っているほうが、調査難易度を下げることに繋がり、調査料金を抑えることも可能となります。
逆に情報が曖昧だと、提案される調査プランも包括的なものとなるため、それだけ提示される料金が膨らむ可能性があります。
料金が安い・高い探偵社はそれはそれで注意が必要
複数の探偵社に相談することで、料金に関する上限と下限を把握することができるかと思います。
探偵業者を選ぶ際に難しいのが、料金が安ければお得というわけでもなく、料金が高額であれば安心というわけではない、という部分です。
探偵の業務はその性質上、ブラックボックスにされている部分が多く、また、依頼者側にリピーターも少ないため、調査能力が乏しくても、安い金額を提示することで依頼件数を増やし、利ザヤを稼ぐ探偵社も存在します。
正直な所、ネット上の口コミなどもどうとでも捏造できますし、ホームページの見栄えが良くても、調査能力がそれに見合った物とも限りません。
客数を集めるために広告宣伝に力を入れている探偵社は、運営上、調査料金が高い場合が多いですが、料金に広告宣伝費が上乗せされるため、調査能力と料金が見合っている、というわけではない事もあるため、注意が必要です。
どういった探偵社を選べばいいのか
費用を抑える事に躍起になっても、結果が出なければ全部無駄になってしまうため、その点は慎重に考える必要があります。
営業が技術や実務経験がないというのは一般的な会社でもままある話ですが、実は探偵社によっても、調査の経験が乏しい人物が相談員を行っている場合があります。
多くの探偵社で、相談員が依頼を受け、調査プランを組み立てています。
調査経験の乏しい相談員が担当になると、仮に調査員に能力があったとしても、無駄が多かったり、前提として成功率が著しく低かったりなど、そういった問題が数多く起こります。
そういった無駄や失敗は調査料金に反映されてしまうため、注意しましょう。
- 疑問点に的確に答えてくれるか
- 説明に理屈が通っているか
最低でもその二点はシビアに確認しましょう。
料金的に要望に合致していても、態度が悪いと感じた探偵社にわざわざ依頼する必要はありません。
同じ会社でも担当者によって方針が異なる場合もあるため、自分に合わないと思ったら、担当者をチェンジすることも考えましょう。
値下げ交渉は有効?
探偵社が無条件で値下げに応じる場合は、そもそも値下げありきで金額を膨らませていたかもしれません。
探偵は技術職で、かつリピーターも少ない業種のため、値下げは単純に利益が減るだけです。
その場合、利益との釣り合いを取るためには調査のレベルを下げざるを得ない場合があります。
実際の調査は蓋を開けてみないとわからない事も多く、余裕の無さが成功率を左右してしまう事もあるため、調査内容が決まってからの値下げ交渉は避けたほうが良いでしょう。
金銭的な折り合いがつかなくて依頼を諦めてしまう方も多いですが、もう一歩踏み込んで探偵社と交渉することで道が開ける場合もあります。
自分で出来ることはないか聞いてみる
調査の内容にもよりますが、事前の情報や依頼者の協力によって、調査難易度が大きく変わる場合があります。
ケースバイケースなので、全ての調査に適応されるという事はないのですが、その姿勢を伝える事で探偵社側もその可能性も含めた調査を提案できる場合があります。
よすが総合調査の無料相談
よすが総合調査の無料相談では、依頼者の予算に沿った最大限の調査をご提案しています。
他社で断られた場合でも、当社では可能な場合もありますので、ぜひご相談ください。