よすが総合調査では、公安警察から認可を受けた調査機関として、危険なマルチ商法やネズミ講の被害者救済を行なっています。
そこで、これまでの解決実績から「しつこい勧誘を確実に断る方法」をご紹介いたします。
現在、被害を受けている方は御参考に一読ください。

危険な商法に勧誘されている場合

勧誘側は「断りにくい相手」を選ぶ

当たり前ですが、勧誘する人物は断られにくい相手を狙います。
例えば、友人や家族、同僚のような関係性だったり、あなた自身が頼みを断りにくい性格なのを知っていることによります。

そのため、今勧誘を受けているあなたが断りにくいのは必然です。
「関係が悪くなると困る…」「嫌われたくない」といった感情から、なかなか断れないことはよくありますが、そのまま有耶無耶にしてしまうのは危険です。

よくある勧誘と断り方

SNSを利用した勧誘

近年、最も増加している勧誘方法です。
Twitter、Instagram、FacebookなどのSNSから、マッチングアプリや位置情報ゲームなどを利用した勧誘なども確認されています。

もし相手が、そうしたネット上だけの繋がりであれば、無駄なやり取りを行わず、ブロックやリムーブなどで強制的に関係を断ち切ってしまうのが賢明です。

人と会わせようとしてくる

近しい関係の人物が「私の尊敬している人と会ってほしい」「絶対に気の合う人がいるから会わせたい」などと、勧誘目的の第三者と会わせる例があります。

マルチ商法やネズミ講の鉄則として「まずアポイントを取る」という目的があるため、それに沿った行動であると言えます。

対処法としては、まず会わないことが最善なのですが、どうしても会わなければいけない状況となった場合は「相手側より少ない人数で会わない」ことが鉄則です。
例えば、相手が二人の場合は、あなた一人で会いに行かないようにしましょう。
最低でも相手側と同じ人数か、あるいは相手側より多い人数を用意するのが理想です。

これは、危険な勧誘の手口として、勧誘側が多数派となって少数派を説得する方法がよく使われるためです。
自然と、自分が少数派にならないようなシチュエーションを作ることで、強制的な勧誘から逃れられます。

無料サンプルのような物を無理やり渡してくる

物品販売をメインとするマルチ商法などは、「使えば良さがわかるから」など物を渡してくるケースが多く見受けられます。
こちらも、「受け取らない・使わない」が鉄則です。

もし無理矢理、渡されてしまった場合は、渡してきた相手ではなく、それを製造・販売している会社へ着払いで返送しましょう。
その際に、どの人物から、いつ渡されたかといったメモなども添えておくと賢明です。

趣味のサークルや教室を利用した勧誘

料理教室やヨガ教室、ダンスレッスンなど、趣味や習い事の場での勧誘も多く確認されています。
こうした場を利用した勧誘は、周りの人の関係もあり、断りにくく厄介なのも特徴です。

対処法として、同じように勧誘を受けている人と繋がり、その人たちと運営に相談を行いましょう。
こうした趣味の場での勧誘は、多くの場合は原則禁止とされているため、対処が行われる望みがあります。

しかし、危険なケースとして「そもそもサークルや教室自体が、マルチ商法や宗教勧誘を目的として作られていた」場合も存在します。
そうした場合は、ご自身だけでの対処は危険なこともあるため、専門家へご相談ください。

まずは、はっきりNOの意思を

どのケースもそうですが、断りにくい相手でも最初にハッキリと拒否の意思を示すのが大切です。
もしご自身で言いにくい場合は、専門家の協力を仰いだり、ご家族や周囲の人と一緒に拒否の意を伝えましょう。

それでもまだ勧誘が続く場合は、更なるトラブルに発展してしまう場合があります。
そのため最終手段として、以下の方法をご確認ください。

確実に勧誘を断る最終手段とは

証拠の取得や記録

まず、「一度断ったのに勧誘を続けてくる」という点から考えられることがあります。
それは相手から「この人ならば無理に押せば契約してくれる」と思われているという事です。
勝手にそのように思いこまれてしまっている以上、いくら言葉で断り続けても、相手は諦めることはありません。
そのため、必要なのは実際にアクションを起こして対抗する事です。

対処の第一歩として、まずは相手の連絡回数や内容を全て、記録として残しましょう。
ラインやメッセージなどの内容も、スクリーンショットなどで記録し、保存しておいてください。
また、渡されたパンフレットや契約書類なども、証拠として控えておいてください。
これを「証拠保全」と呼び、この証拠から相手の間違った点を指摘することができます。

違法性を指摘する

確実にやめさせる方法として最も必要なのが、この違法性を指摘する点です。

多くの勧誘が「自分たちはネズミ講ではない」「法の問題はクリアしているから心配ない」と言いますが、そもそも法令をクリアしている真当なマルチ商法は無理な勧誘を行いません。
逆説的に、断っても止まない悪質な勧誘は、何かしらの法令を無視して違法性を孕んでいる可能性が高いのが現状です。

そのため、違法性がある証拠を取得して、前段の「勧誘の証拠」と合わせて法的な対処を行いましょう。
違法性が問われる点は、勧誘時の文言だったり、書類の不備、商品の内容や実態など様々なため、あなたのケースに合わせた調査が必要です。

こうした証拠を突き付けることで、多くの場合は勧誘が止まります。

それでも止まない場合は

以上のような対処を行なっても勧誘が止まらない場合は、相手の心理状況として既に「金儲けの勧誘」ではなく、あなた自身に執着が生まれており、ストーカーと同じような状況となっていると考えられます。

このような場合に陥ったら、すぐ専門機関や警察などの手を借りて対処を行いましょう。
お一人で対応するには危険が伴う場合があります。

まとめ

対処することで確実に解決できます

こうしたマルチ商法の勧誘トラブルは、泣き寝入りしてしまう方が多く、深刻な問題となっています。
断りにくい相手や、既に商品を買ってしまったなど、ご自身だけで対処が難しくなり諦めてしまう人も多く存在します。

しかし、上記の通り正しい対処を行って、専門機関を利用すれば、解決できない問題はありません。
「勧誘を止めるように相手にお願いする」のではなく、「やめさせる為に行動する」姿勢が求められます。

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よすが総合調査では、こうした被害の相談窓口を設けています。
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また24時間・365日受付中のため、被害に遭われた際はいつでもご連絡ください。

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