ご近所トラブルとは言いますが、敷地内にゴミを捨てることは明確な加害行為です。
ただ、こういった行為は刑事罰に問える可能性もあるのですが、実際のところ、警察に相談をしても解決の為に尽力をしてくれるかというと、あまり期待はできません。
このページでは、そういったゴミによるご近所トラブルにおいて、解決のために取れる手段と注意点を紹介しています。
被害の記録をとる
被害の様子をきちんと記録さえすれば、第三者に相談や協力を求める際に、状況の説明がスムーズに行えます。
逆に口頭だけの説明だけだと、被害の深刻さが伝わりづらく、まともに取り合ってもらえない可能性もあるので、被害の記録はとても重要です。
捨てられたゴミを撮影
ゴミには手を触れず、現場を保持したまま、ゴミや周囲を撮影しましょう。
ゴミが捨てられた可能性のある時刻も同時に記録します。
ゴミ袋の中に手掛かりが入っている場合もありますが、そのゴミが捨てた本人のものとは限りませんし、衛生的な問題もあるので中を確認する際は注意して行いましょう
犯人を特定する
ゴミによるご近所トラブルで警察が積極的に捜査に動いてくれる可能性は低く、良い場合でもパトロールを増やしてくれる程度です。
そのため、犯人の特定も自身で行う必要があります。
犯人の特定には、犯行現場を撮影することが最も有効です。
撮影を自分で行う
犯行時刻のパターンが正確に把握できている場合には、立地状況にもよりますが、自身での確認や撮影が可能なことがあります。
当然、相手に気付かれないように行わなくてはなりません。
また、現場を押さえた時に、怒りからその場で問い詰めてしまう方がいらっしゃいますが、あまりお勧めはできません。
その理由は、証拠がきちんと撮れていない場合や、回数に乏しい場合、たまたまその日だけゴミを捨てただけだと言い逃れをされてしまうことがあるからです。
また、基本的にそういう嫌がらせ行為を行う人間は性格や知能に問題がある場合が多く、突発的に何をしてくるかが読めないため、危険だからです。
なので、証拠が揃うまでは相手への接触は避けましょう。
監視カメラを設置する
犯行時間のパターンが読めない場合には、自身での撮影は労力が大きすぎます。
そういった場面では監視カメラの設置が適しています。
監視カメラの設置はその目的によって設置場所や設置方法、必要なカメラの性能が異なってくるため、きちんと準備を行いましょう。
目的における監視カメラの設置方法と注意点
防犯が目的の場合
ゴミ捨てが行われないように仕向けるのが目的の場合には、周囲にわかる形でカメラを設置することになります。
ただ、設置位置に死角がある場合、カメラが撮影できないであろう範囲から犯行が行われる可能性があります。
また、監視カメラの設置は近隣住民からの評判があまり良くありません。
犯人があなたに何らかの恨みを抱えている近隣住民の場合には、カメラの設置を逆手に取られ、周囲の評判を下げにかかる可能性が考えられます。
証拠の取得が目的の場合
カメラの設置自体が犯人に勘づかれないようにするため、設置場所や設置方法を検討しなくてはなりません。
また、カメラに要求される性能もその状況に応じたものとなるため、ある程度の下調べが必要となります。
カメラ自体はネット通販などで手に入れることは容易いですが、それだけ選択肢も無数にあるため、前知識がない場合は苦労する場面があると思います。
犯人が顔見知りだった場合
犯人が顔見知りであれば、ある程度その犯行の理由は察することができるかもしれません。
証拠さえ揃えてしまえば、説得や交渉はさほど難しくはないでしょう。
ただ、基本的にこういった嫌がらせをしてくる人物は常識が通じない部分があるので、追い詰めすぎると何をしてくるかわかりません。
警察や弁護士、近隣の顔役などの第三者を交えた上で接触を取ることをお勧めします。
犯人が見知らぬ人物だった場合
実際、離れたところからわざわざやってきて、嫌がらせ行為を行っていたというケースも存在します。
そういった場合は、犯行時に顔の撮影ができていたとしても、それだけでは犯人の特定は困難です。
また、前述したように犯人はまともではないので、一方的に住所を知られている状況での軽率な接触は事態を深刻化させる要因となります。
犯人の住所を割り出すには
犯人が見知らぬ人物であった場合は、住所を割り出し、そこから名前などの特定を行います。
住所を割り出すには尾行を行うのが最も確実です。
ですが尾行にはある程度の知識や技能が必要となるため、ご自身では行わず、専門家に依頼することをお勧めします。
探偵による嫌がらせ調査
よすが総合調査では、嫌がらせ行為の撮影や聞き込みなどによる証拠の取得はもちろん、犯人の特定や素性の確認などの調査が可能です。
また、監視カメラの設置の代行やアドバイス等も行っております。
こういったゴミによるご近所トラブルはあまり大事として捉えられない方もいらっしゃいますが「あなたに悪意をもった人物がそれを行動に移している」という事を意識しなくてはなりません。
放置は当然よくありませんが、解決の手段を誤ると事態が悪化する可能性のある非常に危険性が高いトラブルの一つと言えます。
よすが総合調査では無料相談を行っておりますので、ぜひご連絡ください。