当ページでは流行する新しい結婚詐欺の手口対処法を事例を用いてご紹介しています。ご自身についてや、ご家族、ご友人の婚約者に怪しい特徴が見られる場合はご参考ください。

詐欺などの証拠取得や洗脳の解除などに関しては、一般の方だけでの対処は難しい問題です。もし心当たりがあれば、すぐに専門家などにご相談の上、対処をされることをお勧めします。

私たちよすが総合調査では、皆様の様々な問題の解決を目指して無料相談窓口を開設しています。どなたでも無料でご利用いただけますので、安心してご相談ください。

投資詐欺やマルチビジネスの勧誘を目的とした結婚詐欺の無料相談窓口

結婚詐欺の新しい手口 – 投資詐欺・マルチビジネスへの洗脳

結婚詐欺の被害にご注意ください

「結婚詐欺」とは、初めから結婚する意思はないにも関わらず婚約を前提とした交際をし、被害者の結婚したい気持ちや恋愛感情を利用して金銭を奪い取る、洗脳を悪用した危険な詐欺です。別名「ロマンス詐欺」とも呼ばれています。

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結婚詐欺の被害は日本だけでなく、SNS等を介して国を跨いでの被害が報告されています。なかでも別の国に住んでいる人からの詐欺に遭うパターンは「国際ロマンス詐欺」と呼ばれています。「こちらの国の企業で絶対儲かる投資先がある」「あなたの国に行くためのお金が必要」などの理由を元にお金を振り込むことを要求してきます。

こうした結婚詐欺は日本でも昔から報告されており、存在自体を知らない人は少ない、身近な洗脳を悪用した詐欺行為です。しかし近年、この結婚詐欺の手口が新しい方法へと変化しつつあるのです。

これまでの結婚詐欺の手口と新しい手口

これまでの結婚詐欺の手口としては、加害者(結婚詐欺師)が様々な嘘をついて、直接金銭を搾取する方法が多く見受けられました。

よくある事例としては「親(兄弟)が病気になってしまって治療費が急遽必要になった」という急を要する理由や「夢だった店舗の開業のための資金を一時的に借りたい」「騙されて借金を背負わされた」などの嘘をつき、お金を振り込ませる方法が多く見受けられました。

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しかし現在は、スマートフォンの普及とともにSNSやマッチングアプリが広く一般的なものとなり、新たな環境に合わせて結婚詐欺の手口も変化してきています。

特に近年、多く報告されている構造としては、オレオレ詐欺などの特殊詐欺で用いられるような「グループでの結婚詐欺」です。最初にターゲットに接近してやり取りを行う恋愛役と、途中から登場して金銭的な契約などを行うビジネス役の分業制である様子が見受けられます。

人の紹介などが頻繁に行われ、登場人物が複数に渡るため、被害者も詐欺だと見抜くことが難しく、また恋愛を用いた洗脳により被害に遭っていること自体気付けない場合もあるため注意が必要です。

結婚を匂わせて投資やマルチ商法への誘導

では、具体的に新しい結婚詐欺でどのような手口が用いられているのかというと、これまでの結婚詐欺の手口に合わせて、投資詐欺や違法な連鎖販売取引(マルチ商法)の勧誘が追加されたような詐欺であることが判明しています。

ターゲットの異性が自らに対して抱いている好意を悪用し洗脳を行うことで、本来であれば感じるはずの不信感などを取払い、明らかに怪しいような投資話・連鎖販売取引の契約をさせます。儲かる見込みのない、もしくは実際には存在しない企業へと投資をさせたり、「自分の先輩/師匠と会ってほしい」等といい、第三者を登場させて、マルチビジネスへと誘導される洗脳被害が確認されています。

しかし、その投資やマルチビジネスで失敗をしても、形式上は第三者から紹介されたものなので「結婚詐欺にあった」と気付くことができない場合が多く見受けられます。

このように登場人物を増やし、加害者側としては「被害者が勝手に、投資やマルチ商法で失敗しただけ」というシナリオを作り、結婚詐欺をカモフラージュしているような被害が増加しています。

類似の洗脳被害「デート商法」も増加

「デート商法」は婚約を匂わせることはしないため、結婚詐欺とは別の詐欺として分けられますが、手口としては非常に近いものであるためご紹介します。別名「恋人商法」とも呼び、マッチングアプリや同窓会の出会いを利用しターゲットと接触をします。

他にも街中で街頭アンケートを口実に近づくパターンも多く報告されています。この詐欺も結婚詐欺と同様、相手に好意を抱かせて洗脳状態とし、それを悪用して別の詐欺の被害に誘導するトラブルが確認されています。

デート商法には、結婚詐欺のような婚約を匂わせたりする手口は見受けられませんが、代わりに既婚者やパパ活・ママ活を利用している人からの被害が確認されています。

このような被害に遭うと洗脳状態となり「騙された自分が悪いのかもしれない」と思い込んでしまったり、「相手のことを責めるのは可哀想だ」と、対処に二の足を踏んでしまうケースも多いですが、恋愛感情を利用され高額な支払いをさせられるという行為は立派な詐欺なので、厳正な対処をおすすめいたします。

マッチングアプリ・SNSで多発する結婚詐欺の被害

このような相手からの好意を利用して洗脳する詐欺については、SNSもしくはマッチングアプリを入り口としてターゲットと接触し始めるパターンが非常に多く報告されています。

そのため、マッチングアプリ各社では結婚詐欺や洗脳トラブルに発展するのを防ぐため、対策として会員登録時に厳重な本人確認などを取り入れているサービスも増加しています。

しかしながら、前述の新しい手口のようにマッチ後に別の人物を紹介されてしまうと、サービス側での対策が困難である実情があります。そのため、現在もSNSやマッチングアプリを介して、結婚を匂わせる洗脳被害が増加しており、対策が追いついていない様子が見受けられます。

結婚を匂わせ相手を洗脳・マインドコントロール状態に

そして、このような結婚詐欺被害で最も危険な要因が、洗脳やマインドコントロール状態に陥ってしまうことで、被害者自身が被害に遭っていることに気付けないどころか、加害者の言いなりとなって自身も加害側になってしまうという点です。

実例では、不幸話を聞いて「恋人・婚約者のことを助けたい」との思いから被害者自身が投資話やマルチ商法を周囲に勧誘しはじめて、いつの間にか詐欺行為に加担しているケースも散見されます。

また「どうせ結婚したら財布が一緒になるんだから」との言い訳から、相手の借金を肩代わりしたり、借金を作らされて騙し取られたりする事例もありました。

被害に遭った方々のほとんどが「後々冷静になって振り返ってみると、相手との関わりの中でおかしい点があった」と仰います。当たり前のことではありますが、実際に詐欺の被害に遭っている最中は、いくら不審な点があっても自身が騙されていることに気づくことはなかなかできないのです。

また人間は恋愛をすると、アドレナリンやドーパミン、セロトニンなどの脳内ホルモンの数値が変動することにより、恋愛をする前と比べて判断能力が低下するという研究結果も出ています。
(出典:MailOnline – Crazy in love: What happens in your brain when you really do have chemistry

このような、何かしらの方法で相手の心理を不安定にさせたのちに自身の要求を飲ませる様に仕向ける、といった手口はマインドコントロールや洗脳被害の一種であり、そのため詐欺であることを知ると精神的な傷を負ってしまったり、強引に解決しようとすると強いショックを受けてしまう場合があるため非常に危険です。

結婚詐欺に遭わないために

「おかしいな?」と思ったら – 結婚詐欺被害の特徴

もしご家族やお子様、ご友人等の婚約者に対して何か不審な点を感じた際はお早めに専門家へとご相談するようお勧めしています。詐欺の被害に遭う期間が長引いてしまえば、それだけ被害額が膨らんでしまい、のちに詐欺だと発覚した際の被害者の精神的ダメージも大きくなってしまいます。早めの対応であるほど、解決もしやすく、被害を軽減することができます。

また実際に結婚詐欺に遭っていた被害者に共通しているポイントをまとめました。ご家族やお子様、ご友人に以下の特徴当てはまっている場合はご注意ください。

  • 婚約者と出会ってから急に投資やビジネスについて学び始めた
  • 婚約者と一緒に起業すると言い始めた
  • 婚約者に中々会わせてくれない
  • 婚約者の住所や勤め先を知らない
  • 婚約者が自称・個人コンサルや投資家だ
  • 婚約者から紹介された商材を契約している
  • 婚約者の借金を肩代わりしている……etc

婚約者から投資やマルチビジネスの勧誘を受けている場合は

現在あなたが婚約者から投資やマルチビジネスなどの勧誘を受けている場合は、今手元にある婚約者の情報を再確認しましょう。

婚約者の名前、住所、電話番号、出身地、勤務地などのできるだけ正確な情報を把握しておくと、それらの情報を持って第三者機関へファクトチェックや信用調査の依頼を行うことによって、相手が結婚詐欺をしているかどうか見抜くことが可能です。可能でしたら、婚約者の免許証やパスポートなどの身分証を確認できれば、さらに確実性の高い情報を知ることができます。

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しかしながら、場合によっては婚約者が別の人物に洗脳されていて、悪意なく他者に勧誘などを行っているケースも存在します。

悪質な投資の勧誘やマルチビジネスを騙った詐欺の被害者には、自身が不当な契約をさせられている状況を理解しないまま、正しいことをしていると信じ込み、熱心に他者の勧誘に励んでしまうといった事例も多く存在します。そのため、まずは調査を行って「正確な事実を確認」した上で、結婚の是非などについても冷静に判断することをお勧めします。

結婚詐欺師による洗脳を解くため周りの人ができること

もしご家族やお子様、ご友人などの婚約者に対し、前述のような詐欺師と疑わしい特徴が見受けられた場合は、専門的な婚前調査を行うことをお勧めしています。婚約者の名前、住所、電話番号、出身地、勤務地を把握しておけば、それらを元に調査を行うことで考えうるリスクを回避できます。

探偵・興信所の相談方法イメージ

実際の結婚詐欺の詐欺師は、自身の個人情報を出さない、または嘘の個人情報を教えるようにしているため、相手の本当の情報を知ることは難しいですが、これまでのメールのやり取りや会話のやり取りの中から、相手が不意に漏らした真実の情報がある可能性もあります。

些細な情報でも調査の際に有力な手掛かりになる場合もあるため、やり取りをスクリーンショットで記録保存しておくなど、可能な限り婚約者との情報は残しておいてください。

まとめ

婚約者から投資やマルチビジネスの勧誘…結婚詐欺かと思ったら

今回は近年増加している、新しい結婚詐欺の手口と対処法を事例を用いてご紹介しました。SNS、マッチングアプリが流行している現代において、結婚に対して強い憧れがある人やパートナーを探している人は、誰しもが今回紹介した様な詐欺に遭ってしまうリスクに晒されていると言えます。

そのため、もし結婚を考えている相手から、高額な金銭や不審な勧誘、投資詐欺やマルチ商法と疑われる契約を提案された場合は、すぐに支払わずに一度第三者、もしくは専門家等へご相談することがリスク回避へとつながります。

もしご家族やお子様、ご友人の方が婚約者から金銭の請求をされている場合も同様です。しかし、被害者が前述のような、洗脳被害やマインドコントロール状態になってしまっていると、こちらの話を受け入れてくれない場合や婚約者の情報を聞き出そうとすると拒絶されてしまう、といった場合があります。

その様な場合は、無理に情報を聞き出したり感情的な話し合いは避けて、まずは専門家等へご相談していただくことが大切です。

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