元カレから復縁を求められる。それ自体は珍しいことでもないかもしれませんが、断っているにも関わらず、しつこく復縁の要求を続けてくる場合はストーカー被害として取り扱われます。
このページでは、自身の状況がストーカー被害に該当する場合の注意点や対処法について紹介しています。
しつこい復縁の要求もストーカーの被害
- 自宅や学校、勤務先などに待ち伏せをして、直接復縁を要求してくることに身の危険を感じる
- アカウントやアドレスを知らないはずなのに、SNSやメールで連絡がくるようになった
- 人を経由して復縁を求めてくるので、風評や人間関係に影響が出てきた
それぞれのケースでの注意点や対応の仕方は変わりますが、復縁を断り続けることによって相手が逆恨みをし、より直接的な加害行為に及ぶ危険性は常につきまといます。
ストーカー規制法では復縁も含む「面会や交際の要求」を「つきまとい等」と規定し、規制しています。
ただ、悪質性・緊急性が認められない限りはあくまで注意レベルに留まってしまうため、客観的にそれらを証明する必要があります。
復縁の要求の実態を記録し、証拠とする
警察への相談もそうですが、家族や友人、共通の関係者などに相談を行う場合でも、不安や恐怖などの主観的な話だけではなく、実態を正確に伝えることが大切です。
SNSやメールなどであれば、発信者や時刻、メッセージのやり取りの前後がわかる形で記録する必要があります。
また、直接や人を経由して行われるのであれば、録音や録画などが有効になります。
復縁をきちんと断っていることを客観的に証明できるような記録
こういった復縁に関するストーカートラブルでは、過去に交際の経歴があるため、痴話喧嘩として処理されがちです。
きちんと断る意思を伝えているにもかかわらず、しつこく復縁要求が続いている、という状況を明確にするためにもこういった作業が必要となります。
復縁の断り方
すでに交際相手がいる場合
交際相手がいることを伝えれば引き下がる人間が大半です。
もしそれでも続く場合は、後述する対応策を確認ください。
交際相手がいない場合
交際相手がいると嘘をつくのは、その嘘がバレてしまったときにより状況が悪化してしまう可能性が高いため、その嘘がバレないことが確実な場合でのみ行ってください。
一切の説得に応じない場合は
多少きつく伝えたとしても一切通じない場合は、能動的に解決に動かなくてはなりません。
元カレの家族や学校、勤務先を巻き込む
元カレに社会性があるのであれば、元カレの家族や学校、勤務先などのコミュニティに事態が露見することは都合が悪いはずです。
仮に、実際にそういったコミュニティを巻き込む際には、証拠類の存在は非常に有効となります。
注意しなくてはならないのが、復縁要求が続く場合に、元カレの家族や学校、勤務先に相談するという旨を、本人に先に伝えることです。
予告なしにそれらを行ってしまうと、本人に伝えるだけで本来穏便に解決するはずだった事柄が拗れたり、余計な逆恨みを買ってしまう恐れがあるためです。
元カレの弱みを見つける
状況によって上記の条件が使えない場合は、もっと直接的な元カレの弱みを見つけて、それを利用することで問題の解決を図る必要があります。
弱みに心当たりがあるのであればスムーズに進む場合もありますが、心当たりがない場合は調べるか、または別の手段を考える必要があります。
逃げるのは最終手段
元カレがあなたに関する情報をどこまで把握しているかにもよりますが、自宅や実家、勤務先、交友関係などが継続して繋がりがある場合は状況が繰り返してしまう可能性があります。
それら一切のつながりを断つのはあまりにも損害が大きいため、あまり現実的ではありません。
中途半端に行うことが一番危険なため、慎重に判断をする必要があります。
元カレからの復縁要求トラブルを解決するには
よすが総合調査では、元カレからしつこく復縁を要求されるなどのストーカーの被害を、安全に解決するためのアドバイスや調査業務を行っております。
解決への道筋が見えなかったり、不安を抱えている方はぜひご相談ください。