今回はモラハラやDV、ハラスメント被害よって起きる洗脳・マインドコントロール等の解き方について、被害者の周りの方が可能な対処法、洗脳の解き方に関する情報をご紹介しております。
モラハラやDVなどの被害にあった場合、強いストレスを受けることで洗脳やマインドコントロールのような状態となり、正常な判断を下すことが難しくなるケースがあります。そのため、被害者が自分の力で現在の環境を変えたり、その場から逃げ出すことが難しく、解決が難しいトラブルでもあります。
よすが総合調査では、モラハラやDVに関する洗脳被害に対処するために、専門の心理カウンセラーが在籍しております。現在このような被害に遭っている方、またそのご家族やご友人など周囲の方は、24時間・365日相談ができる無料相談窓口までお問い合わせください。
「モラハラ・DV被害による洗脳の解き方」について
家庭内など身近に起こりやすい危険な洗脳被害
当ページでは、モラハラやDV被害による洗脳・マインドコントロールに関する内容や解き方について、現在被害に遭われている方やご家族などに向けご紹介させていただいております。
洗脳やマインドコントロールについて多くのご相談をいただいておりますが、特に多いのが家庭内や交際相手との関係で発生するものです。
その手口として、モラハラやDVなどがよく用いられており、身近に起きやすい危険な被害であることが確認されています。
このようなモラハラやDVを起因とする洗脳被害については、以下のような特徴が見受けられます。
「自分がモラハラ・DV、洗脳を受けている」と気付けない
モラハラやDVを受け続けることで、洗脳やマインドコントロールに近い状態となると、被害者心理として加害者を庇ってしまう傾向が見受けられたり、「自分が悪いから罰を受けている」等と辻褄を合わせて暴力を受け入れてしまう場合があります。
これは強いストレスから心を守るための防御反応ですが、こうした状態が常習化すると、自分から洗脳状態を抜け出すことが極めて困難となり、心身の限界が来るまでモラハラやDVによるダメージを受け続けることになってしまいます。
また、被害者が被害を受けていることを自認できないと、被害届や離婚届を出すといった法的な対処が行えず、誰も助けるための手を差し伸べることができないといった状況に陥ってしまう場合もあります。
そうした最悪の事態となる前に、ご家族やご友人など被害者の周囲の人物、また専門家などの第三者が介入し、洗脳の支配による関係性を断ち切る必要があります。
「モラハラ・DV被害による洗脳」要注意ワード
もし、ご家族やご友人などから以下のような言葉を耳にする場合は要注意です。モラハラやDVによる洗脳被害に遭っているかもしれません。
- 「自分が悪いから怒鳴られる、暴力を受ける」
- 「好きだから、愛されているから平気」
- 「自分さえ我慢すればいい。大事にしたくない」
- 「いざとなったら逃げられるから今は大丈夫」
- 「モラハラやDVを受けても、あえて一緒にいる」
- 「加害者のことを悪く言わないでほしい」……etc
「モラハラ・DV被害による洗脳の解き方」一連の流れ
1. モラハラ・DVなど何が起きているのかを知る
まずは、被害者の身に何が起きているのかを正確に把握しなければいけません。
具体的には、モラハラやDVの内容やそれが起きるきっかけ、その時の被害者の状態、被害の回数や頻度などです。
このような記録は、後々に事件化などの法的な対処を行う際にも有効な証拠となりますし、被害者本人に自覚させるようなカウンセリング・説得の際にも用いられるため、重要な情報となります。
多くの場合、録音や映像、病院の診断書、通報記録、近隣の人などの証言内容などをもとに解決へのアプローチを行うため、このような証拠類を揃えていく必要があります。
もし後述のような被害者に自覚がなく、周囲の人が助け出さなければいけないケースにおいては、本人にも気付かれないような形で、そうした情報を取得する必要があるため、プロや専門家にお任せすることをおすすめします。
2. 被害・洗脳内容にあわせたアプローチ
ここでは、ただDVやモラハラ被害を止めるだけでなく、そこで受けた洗脳状態を解除するための内容をご紹介しています。
まず、洗脳やマインドコントロール被害においては、そこに至ったきっかけや加害者の手口、状況などが全て異なるため、一概に共通する洗脳の解き方があるわけではありません。そのため、前記のような、被害者の置かれている状況を理解するための情報が必要となります。
そうした情報をもとに、大まかに「被害者に対するアプローチ」と「加害者に対するアプローチ」に部類して対策が講じられます。状況を鑑みて一方にしかアプローチができない場合もありますが、通常は最も洗脳を解くために効果が高い方が選ばれます。
被害者の洗脳を解くアプローチとは
多くの場合、解決に対してまず求められることとして、被害者自身が今置かれている状況を理解し受け入れることで、解決を望む方向へと導くことです。
しかし、真正面から「あなたはモラハラ・DV被害を受けている」と口頭で伝えても、深い洗脳やマインドコントロール下に置かれている場合は、それを理解できない場合があります。
そのため、第三者による客観的な証拠類と、被害者自身が置かれている状況を照らし合わせて、「自分が今いる環境は危険だ」という自覚を与えることが必要となります。
そこで被害者に被害意識が根付き、かつ「この状況から抜け出したい」と思えるような環境が整ってから、具体的な対策や法的対処を行うことができます。しかし、ここでも被害者をサポートしつつ常に目を配る人がいなければ、また以前のような洗脳状態へと戻ってしまう可能性があるため注意が必要です。
加害者にやめさせるためのアプローチとは
モラハラやDVの加害者側に対しても同様に、第三者からの説得や証拠の提示を行うことで、被害者との関係を続けられなくするような働きかけをする場合があります。
しかし、被害者の場合とは異なり、逆恨みや逆上による危険行為、また怒りが被害者へと向いてしまうリスクなどを孕んでいるため、簡単な方法ではありません。
そのため事前の身辺調査などで加害者の人となりや人間関係、仕事に関することなどを調査し、いくつもの保険を用意した上で周到な準備が必要となります。
こうした加害者へのアプローチについて、一般の方が行うことは極めて難しく危険なため専門家までご相談ください。
3. 中長期的なサポートやカウンセリング
モラハラやDVによる洗脳状態は、いわばトラウマのように心に根付いてしまうことがあり、支配関係から抜け出せたとしても、ふとした拍子に元の環境へ戻ってしまう場合があります。
そのため、ご家族やご友人など近い関係の方が継続的なサポートを行い、被害者の行動に眼を配る必要があります。
加害者と関係を断ち切ったはずなのに再び連絡を取ってしまったり、被害者が自ら別の「自分を支配してくれる人物」を探してしまう場合があります。
そのため、ただ洗脳を解くだけではなく、元の生活に戻るまでしっかりと支援をする体制も必要となります。
「モラハラ・DV被害による洗脳の解き方」 危険な事例
もし、周りでモラハラやDV被害による洗脳を受けている方から、以下のような点が見受けられる場合は、危険な状況下に置かれている可能性があります。速やかに専門家や関係機関にご相談ください。
「被害者と突然連絡が取れなくなった」
常日頃からモラハラやDVを受けている人と、突然連絡が取れなくなったり見かけなくなったといった場合は、何か洗脳などをきっかけとしたトラブルに巻き込まれている可能性があります。
特に危険な事例については、監禁・軟禁状態に置くことで強い洗脳状態を作り出す方法が見受けられるため、一刻も早く助け出すための行動を起こす必要があります。
ご相談の際は、連絡が取れなくなった前後の様子などを思い出し、どんな些細なことでも専門カウンセラーまでお伝えください。
モラハラ・DV被害の洗脳事例 – 具体例
- 「親から強い折檻を受けて、学校などに行かされないようされた」
- 「夫に何時間も怒鳴られ続け、一歩も動けない精神状態となった」
- 「交際相手から携帯を壊されて、反省を示すまで軟禁された」
- 「同僚が誰にも言わずに突然仕事を辞めてしまった」……etc
「あざ、骨折、火傷など目に見えて暴力の跡がある」
家庭内や交際関係でDVが常習化しているケースにおいて、被害者の多くは外見から目立ちにくい箇所に暴力を受けることがわかっています。
しかし、骨折など目に見えた怪我に発展している場合は、かなり危険な状態までエスカレートしている可能性が高いため、一刻も早く対策を講じる必要があります。
モラハラ・DV被害の洗脳事例 – 具体例
- 「階段から落ちた、転んだ等、よく怪我をしている友人がいる」
- 「日常生活では考えにくい箇所に怪我や火傷を負っている」
- 「顔など明らかに殴られたようなアザが頻繁にできている」……etc
「表情、口調、服装、体型などが突然変わった」
モラハラやDVを受けている被害者について、客観的にがらりと印象が変わったり、突然口調や態度が大きく変化するような場合は危険のサインかもしれません。
特にモラハラやDVなどの強いショックによる洗脳の場合、周囲の人にもわかるほどの変化が被害者に見られることがあります。
また、支配相手からの命令でそのような変化を強いられている場合もあります。どちらも場合も非常に危険な状態であることに変わりはないので、ご家族や周囲の方に兆候が見受けられた場合はすぐに専門家にご相談ください。
モラハラ・DV被害の洗脳事例 – 具体例
- 「娘が同棲を始めてから激痩せ。突然泣き出すようになった」
- 「ある日を境にママ友が常に同じ色、同じ形の服を着るようになった」
- 「就職をした息子が突然怒鳴ったり命令口調になった」……etc
重大事件に発展した洗脳・マインドコントロール被害の事例
「北九州監禁殺人事件」
本事件は、詐欺と脅迫の容疑で1992年(平成4年)7月に指名手配を受けた男Mが、内妻のBとともに逃亡する過程で出身地である福岡県北九州市にたどり着き、知人の不動産業の男性を脅迫と虐待の末に死亡させ、その後Bの親族を北九州市の自宅に呼び寄せて監禁し、脅迫と虐待の末に親族間で殺害させた事件である。
「北九州監禁殺人事件」- Wikipedia
「篠栗男児餓死事件」
2020年4月18日に福岡県篠栗町在住の男児(5歳)が餓死した。死亡当時男児の体重は10キロ程度しかなく、死亡前10日間は水しか与えていなかった。
「篠栗男児餓死事件」 -Wikipedia
2021年3月2日に福岡県警捜査一課は男児の母親 A(39歳)と主犯 B(48歳・女)を保護責任者遺棄致死容疑により逮捕。
Bは2020年12月にも詐欺容疑で逮捕されていた。BはAにマインドコントロールを行い、長期間多額の金銭を搾取し、虐待を行い、A家を管理していた。
まとめ
モラハラ・DV被害による洗脳を解くために
今回は、モラハラやDV被害による洗脳を受けている場合について、それを解くために必要なことや事例を紹介させていただきました。
こうした精神的・肉体的にストレスを与えて追い詰めるような被害は、強い洗脳やマインドコントロール状態を生み出してしまう危険性があるため、非常に危険なトラブルです。
また、被害者自身が被害を受けていることに気付けなかったり、その状況に慣れてしまって自分では抜け出せなくなってしまうことも多く、周りの方が手を差し伸べなければ最悪のケースに陥ってしまうこともあります。
もし現在、ご家族やご友人など周りの方が、こうしたモラハラ・DV被害に遭っている、もしくは疑わしい場合は、大きなトラブルに発展する前にすぐ専門家までご相談ください。
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