今回は、子供が怪しいコーチングを受けているというご相談に対して、想定できるできるトラブルと解決法についてご紹介しています。お子様が怪しいビジネスや活動をしているような特徴が見られる方がいましたら、ぜひ当ページをご参考ください。

よすが総合調査では、怪しいコーチングやセミナーなどの勧誘ビジネスの被害を受けられている方へ向けて、専門のカウンセラーが対応する無料相談窓口を開設しています。どなたでも無料でご利用いただけますので、安心してご利用ください。

子供が怪しいコーチングを受けている場合の洗脳・マインドコントロールに関する探偵・興信所の無料相談窓口

「子供が怪しいコーチングを受けている」被害の実態

話題のコーチングとは?

コーチングとは、クライアントの掲げる目的を達成するまで導く指導方法の一種です。基本的にコーチングではコーチからの指示はなく、クライアントに対して現状抱えてる問題や目標と、今との明確なギャップを意識させることにより、クライアント自らの中にある答えを引き出すようなプログラムが実施させます。

またコーチングには、ビジネスに関するものだけでなく、人間関係、恋愛指南、マインド向上や自己啓発といった様々な種類のコーチングが存在しており、一般的にコーチングを行う人のことを「コーチ」と呼び、クライアントはコーチと契約をしコーチングを受ける、といった仕組みが一般的です。

怪しいコーチングに狙われる若者が急増

しかし、こうしたコーチングの中には、怪しい内容や不当な勧誘を用いて行われる危険なものも存在しています。

よく報告されるケースとしては、マルチ商法やネットワークビジネスの勧誘を行うための入り口としてコーチングが悪用され、実際に契約してしまうと最終的には詐欺まがいのビジネスに加担させられてしまう、というものです。

このようなコーチングを騙った悪質な詐欺の被害は若者世代を中心に急増しており、主にコーチングを騙った詐欺の勧誘はSNSを用いて行なっているため、SNSを普段の生活の中で多分に活用している10代~20代の若者が中心となって被害を受けていると考えられます。

流行する「怪しいコーチングビジネス」の実態

コーチングを騙った詐欺の多くは、被害者を集めるための勧誘の際に「コーチングを受ければ楽に稼げるようになる」「コミュニケーション能力が上がる」「精神的に明るくなることで体も健康になる」などといったバリエーション豊かな誘い文句を利用し勧誘します。しかしそれらの実態は基本的にどれも同じような詐欺の被害に帰結しています。

これまでに我々が相談を受け実際に対応をしてきた事例をもとに、「怪しいコーチングや詐欺と思われる場合」の実例について下記にまとめまています。

どのタイプのコーチング詐欺でもリスクが高く危険ですので、現在コーチングを契約している、契約を検討している方においては、以下のような特徴が見受けられた際はご注意ください。

マルチ商法

コーチングの契約をした結果、違法なマルチ商法の会員の勧誘をされる被害は最も多く見受けられます。この手口は直接的な集金を目的としたコーチングに合わせて用いられるケースが多く、主に大学生などの10代~20代の若者がターゲットにされています。

このようなコーチングを騙った詐欺については、本体として存在するマルチビジネスの会社が、自社の関与を隠しながら被害者に接近するため、ネットリテラシーが長けている若者でも気づくことができずに被害に遭ってしまうケースが散見されます。

危険な宗教

危険な宗教の勧誘を目的とした、コーチングビジネスの存在も報告されています。「コーチングを受けることで人生が豊かになる」「病気が改善される」などの文言で人を集め、さらに「より良い方向に向かうためには入会する必要がある」といった入会まで誘導を行います。

宗教の勧誘を目的としたコーチングのターゲットは、将来に悩む若者だけに留まらず、子育てがひと段落した中高年や、定年退職をした人など、比較的自由な時間がある人が被害に遭いやすい傾向があります。

投資詐欺

ビジネスに関連した怪しいコーチングは、結果的に投資詐欺の勧誘につながるケースが見受けられます。コーチングを行う中で、クライアントから出た「より儲けたい、さらに収入を増やしたい」という考えに「実は利回りの良い投資先がある、世間にバレてしまう前に早く株を買う必要がある」などという文言で投資資金を払わせるケースが多く見受けられます。

実際のケースでは、投資資金をコーチに持ち逃げされたり、コーチの指導通りに仮想通貨の購入などを行ない大損をしたという事例が報告されています。

怪しいコーチングに狙われやすい子供の特徴

  • 目標や夢を追っている
  • 進学や就職で生活環境が変わった直後
  • 転職・退職をしたばかりの時期
  • 交友関係が広い方ではない
  • 起業や経営、不労所得に憧れている……etc

上記はあくまでも一例ですが、他にも性格面では”根が優しくはっきりと断れない性格””頑固な性格”は、怪しいコーチングの被害に遭いやすい傾向にあります。相手の意見を断りずらい上に、他人の意見に流されやすい側面もあるため、言葉巧みに詐欺師の口車に乗せられ、不当な契約を結ばれてしまう場合があります。

また精神的に不安定であることや、将来や就職などに対して焦りを感じていることも被害者に共通するポイントです。若い世代の人は、原因のわからない不安を抱えていたり、精神が不安定であるが故に衝動的に行動してしまう多感な時期です。

詐欺師は人が感じているコンプレックスや不安をコーチングの中でうまく刺激することで、詐欺の被害に陥れます。「若い人でも就職せずに楽して稼げるビジネスがある」「お金を払うことで恋愛的な知識を身につけることができる」といった誘い文句は、若者に向けたコーチング詐欺の勧誘として、非常に多く用いられています。

「子供が怪しいコーチングを受けている」トラブル事例

子供が狙われやすい「怪しいコーチング」

最近は、特に「自分が働かなくていい」「今よりやりがいのあるビジネス」など、若者に耳障りの良いことばかりを広告に記載して集客しているコーチング詐欺が目立っています。

また「会社員になって、一生社会の歯車でいるのは愚かだ」「投資をしないで貯金しているのは頭が悪い」といった挑発的な言葉を使う様子も多く見受けられます。

これらの目的は、SNSやYoutubeを使って若者の目に入るようにし、将来に対して不安を抱えている若者を刺激して行動に移させる目的がある為だと考えられます。

さらに集客した後に会員制のオンラインサロンやオンラインミーティングを頻繁に開催することで、夢や目標に向かって活動しているような気持ちにさせつつ、実際には中身を伴っておらず時間と費用だけを浪費させられる構造が出来上がっている様子も確認されています。

「〜しないと不幸になる」恐怖心を抱かせる

勧誘や集客の際には「お金持ちになれる」「人生が豊かになる」との誘い文句で人を呼び集めるのですが、コーチングを続けていくうちに段々と「続けないと不幸になる」「今辞めると失敗する」などの脅迫的な言葉でクライアントの思考を誘導する詐欺師が存在します。

コーチングをやめることに恐怖心を抱いてしまった結果、高額な請求をされても断れない、コーチングに関係ない商材などを買わされてしまう、といった問題にまで発展することが考えられます。

こういった強迫観念を植え付けて他者の思考をコントロールする手口は、洗脳・マインドコントロール被害の特徴とも言えます。洗脳トラブルは本人だけでなく周りの人にも被害が出る非常に危険な問題ですので、「怪しい」と感じた際は早めに対応する必要があります。

子供が狙われた危険なコーチング被害の相談事例

「大学生の息子が怪しいコーチングを始めた」

相談者 :50代・男性(東京都)
相談内容:
「上京して大学に通っている息子が、いきなり起業すると言い始めました。話を聞けば『自分が他の人に対してコーチングをするビジネス』のようで、すでにいくらか儲けを出していて起業して法人化をするとのことです。不安になって、一体何のコーチングをしているのか、どうやって集客をしているのか聞いたところ、『お金持ちになるためのマインドをコーチングしている。』『集客は勧誘で、自分が勧誘した人が別の人を勧誘すれば自分にインセンティブが発生する』とのこと。内容の怪しさはともかく、その仕組みは完全にネズミ講と同じだと指摘しましたが、そもそも息子はネズミ講自体を知らず、とにかくコーチングやマーケティングビジネスという言葉に誤魔化されて気付けていない様子です。どうすれば良いでしょうか。」

「社会人の息子が危険なコーチングの被害に」

相談者 :50代・女性(長野県)
相談内容:
「会社員をしている息子から突然お金の無心をされました。お金を借りたい理由を聞くと、息子が受けているコーチングの指導料そのコーチに勧められて雇った起業のためのコンサルの費用のためにお金が必要らしく、すでに数百万近くの借金をしているようでした。返済に間に合わないとのことなので、その時は仕方なく50万ほど渡したのですが、翌月にはまた息子から無心の連絡がありました。話を聞くと、前に渡した50万はそのままコーチングの会社に振り込んだとのことです。どうやら息子のいう「借金」とは、息子が契約しているコーチング会社に対しての”貸し”のようなもので、契約書や請求書も存在していないようでした。明らかに怪しい契約なので息子にコーチングを辞めるよう説得したのですが、本人は騙されているとは思っておらずどんなに話しても『むしろ、ここで辞めてしまったら今まで払っていたお金が無駄になる』と言います。結局何に対してのコーチングを受けていたのか、何のための起業をしようとしていたのかは一切教えてくれず、不安しかありません。」

「娘が怪しいコーチングビジネスをしている」

相談者 :60代・女性(広島県)
相談内容:
「社会人の娘と同居しています。娘は最近何か忙しそうにしていたのですが特に気には留めていませんでしたが、ある日、次男から『お姉ちゃんがネットで怪しいビジネスをしているかも』と聞き、確認してみると、娘がどこかで講演をしている映像やコーチングビジネスの会社でインタビューを受けている記事が見つかりましたが、どれも実際の生活とはかけ離れた、嘘の内容ばかりを話していました。例えば『幼い頃に大病したのが治った』『家が極貧だったが努力して有名大学に通った』『海外で生活して日本の問題点がわかった』といった内容で、必ず最後に『自分がコーチングとして関われば必ず目指した結果を出すことができる』と集客をしていました。ネット上で調べて母体となる会社のホームページを確認すると明らかに怪しい特徴が見られ、会社の所在地や代表の人間の名前などもうまく隠されている様子です。会社に対して調査を行い悪質な業者である証拠を掴み、娘の目を覚まさせられないでしょうか。」

子供が怪しいコーチングを受けている場合の探偵・興信所への相談方法イメージ

怪しいコーチングの被害者に見られる共通点とは

  • 突然起業や独立をすると言い始めた
  • 急に服装や口調が変わった
  • 特定の思想に傾倒しているようである
  • 突然に金遣いが荒くなった
  • 付き合う友達が変わった
  • 社会や仕事への不平不満が増えた
  • 朝帰り・泊まり込みが増えた
  • 突然泣き出したり怒り始める……etc

上記はあくまでも一例ですが、このようにコーチングを受けた後のお子さんについて、内面や行動、言動などに急に変化が見受けられた場合はご注意ください。もし現在、このような兆候が見受けられる場合や、ご不安がある方は必ず専門家や第三者機関等へご相談をすることをお勧めしています。

怪しいコーチング被害におけるリスクとは

よく見受けられる事例は、「コーチング料」と称して高額な契約を結ばされたり、金銭を騙し取られるケースです。コーチングには、決まった価格設定が存在していないため、一般的な相場が分かりずらい傾向にあります。そのため高額な価格であっても不信感を抱きづらく、さらには高額であることがそのビジネスの信用たる要素と捉えてしまう人もいるのです。

過去には「限られた人にしか行わないコーチング」と偽って高額な契約を結ばされ、支払いのために多額の借金をさせられたという悪質な事例も確認されています。

また詐欺師によってコーチング内で洗脳・マインドコントロール状態に陥れられ、一般的な善悪の判断ができずに「言いなり」となってしまう事例も存在しています。

コーチの指示により”闇バイト”などを行なって犯罪の片棒を担がされてしまったり、知らずのうちに危険なマルチ商法・ネットビジネスなどを実行させられる場合もあります。洗脳・マインドコントロール下に置かれることで、悪いことをしている自覚や、将来自分が損をするということに気づけない若者の被害者も多く存在しています。

「子供が怪しいコーチングを受けている」家族の対処法

まずは「とにかく話を聞く」ことが重要

お子さんがコーチング詐欺の被害者、もしくは加害者の兆候が見られた場合は、まずは否定も肯定もせずに話を聞くことが大切です。

これは、お子さんが係るコーチングに対する情報収集の意味もありますが、最終的な説得等の際の下地作りといった意味も兼ね備えています。

もし「そもそも真面目に話を出来る状況にない」「すでに関係が悪化している」などの場合は、お子さんがある程度、心を開いて話をできる人(兄弟、親友、交際相手など)と事前に連携をとるようにしましょう。

ここでの注意点として、あくまでも最初のうちは「話を聞くことに徹する」ことが重要です。いきなり辞めるよう説得したり、感情的に訴えかけるという行為は得策ではありませんのでご注意ください。

怪しいコーチングに関する情報を集める

子供が契約しているコーチングに対して、少しでも怪しさを感じた場合は、必ず相手の名前や連絡先、会社名などを把握し、メモなどで保存しておきましょう。

契約書類やノートがある場合は写真に撮る、webサイトやSNSでの情報はスクリーンショットで保存するなどの証拠保全が求められます。

ただし、情報が不足しているからといってお子さん本人を問い詰めて聞き出そうをしたり、書類を見せるよう強要することは控えてください。お子さんとの関係が悪化する可能性や、その行為が加害者側に伝わってしまうと警戒されてしまう可能性もあります。

解決実績のある専門家へ相談する

コーチング詐欺の加害者は団体であることが多く、解決実績のない一般の方だけで対処を行うことは困難です。

また不用意な行動により、逆に加害者から訴えられてしまう場合もあります。そのため必ず解決実績のある専門家に相談するようにしましょう。

私たちよすが総合調査では、詐欺に関するトラブルの解決に向けて専門のカウンセラーが24時間対応する無料窓口を設けています。まずどうしたらいいかわからない、といった相談も受け付けておりますので、安心してご利用ください。

まとめ

子供が怪しいコーチングを受けていると思ったら

今回は「子供が怪しいコーチングを受けている」といった相談に対して、考えられる問題と解決法についてご紹介しました。

一般的にコーチングなどが普及したことで、そのイメージを悪用して危険な洗脳・マインドコントロールを行う詐欺的な手口が増加しています。また記事中でも紹介した通り、10代〜30代の若者世代が多く被害に遭っており、この世代のお子さんを持つご家庭からのご相談も多く見受けられます。

もし、お子さんがコーチングを受けられている場合、普段の様子などから不審な点が見受けられたり、お金周りでおかしいなと思う点がありましたら、大きなトラブルに発展する前に必ず専門家へご相談ください。

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