当ページでは、悪質なシェアハウスによって引き起こされるトラブルについて、リスクや被害事例、対処法などをご紹介しています。このようなトラブルは「子供が怪しいシェアハウスに入居してしまった」のように、親御さんやご家族からのご相談が多く、現在日本各地に急増している問題でもあります。

特に共同生活下においては、洗脳やマインドコントロールなどのリスクが高く見受けられることから、被害を受けている本人がリスクに気付けていない事例も多く、注意が必要です。もしお子さんが危険なシェアハウスに入居してしまっている場合は、一刻も早い対処が必要となるケースもございます。

よすが総合調査では、このような危険なシェアハウス・共同生活に関するトラブルについて、専門家がご相談を受け付けています。相談方法は、ご面談(完全予約制)、メール、フリーダイヤルがご利用いただけます。もし同様のトラブルでお悩みの方は無料相談窓口をご利用ください。

「子供が悪質なシェアハウスに入居」マルチビジネス・宗教・ハラスメントの無料相談窓口イメージ

「子供が悪質なシェアハウスに入居」 – 相談・トラブル事例

近年、シェアハウスに関係する様々なトラブルが報告されています。その中でも、特にご相談の多い事例について、下記で紹介をしています。

もしお子さんの入居先シェアハウスについて、いずれかのトラブルに心当たりがある方は、重大なリスクに直面している可能性があるため、必ず専門家へのご相談をお勧めいたします。

事例①「シェアハウス全体が悪質なマルチビジネスに関与」

近年、シェアハウスに関するトラブルでよく見受けられる事例として、シェアハウス自体を運営する法人が悪質なマルチビジネスやセミナー商法を行う会社であるケースが多く報告されています。

様々な理由で若者をシェアハウスに取り込んでで勧誘を行うパターンや、「起業家向けシェアハウス」を偽って違法なマルチビジネスやセミナー商法で起業を薦めるパターンなど、様々な手口が確認されています。

ターゲットとしては、起業などに憧れを持っている若年層(10代後半〜20代前半)が狙われることが多く、男女問わず被害報告が見受けられます。またSNSでの募集や勧誘が多く確認されており、必然的にデジタルネイティブ世代が取り込まれてしまうケースが多くあります。

このような危険なマルチビジネス・セミナー商法が絡むシェアハウスの特徴として、一見すると普通のシェアハウスとして住民を募集されていることも多く、気付かずに入居して危険なビジネスに加担していた、といった事例も少なくありません。

危険な団体が運営している場合、シェアハウスの規模としては小さな集まり(5〜6人)であることが比較的多い一方、大規模なシェアハウス内でマルチビジネスのグループが勧誘を行っていた、と言うケースもあるため注意が必要です。

事例②「シェアハウスぐるみでの詐欺、犯罪、闇バイト」

Image by AI素材.com

闇バイトなどを筆頭に、若者が重犯罪に加担しているニュースが多く報じられていますが、その”犯罪仲間”の接点として、シェアハウスなどの共同生活下である事例も散見されます。

私たちが確認した実際の事例では、投資詐欺や不正受給をおこなっていた若者グループが同じシェアハウスで共同生活をしており、メンバーそれぞれが何らかの違法行為に加担していたケースがありました。

また別の事例では、シェアハウス内の人物からの勧誘によって、同居する複数の女性が売春やパパ活などの稼業をおこなっていたことが判明したケースもあります。

このように、当初はそうした目的の共同体でなかったとしても、生活を共にする中で親密になり、集団で犯罪や危険なビジネスに加担する場合もあるため要注意です。

事例③「シェアハウス内での宗教・スピリチュアル被害」

危険な宗教団体やスピリチュアル団体が運営するシェアハウスも全国から報告されており、洗脳やマインドコントロールに係る被害として危険な事例が確認されています。

特に、生活を共にしたり他者の監視下に置かれると、洗脳やマインドコントロールの拘束力は強くなる傾向にあるため、一刻も早く対処を行う必要があります。

過去の事例では、民間が運営する「シェルター」に偽装されており、保護を求めて逃げ込んだ被害者が、宗教やスピリチュアルを悪用した脅迫的な洗脳を受けてしまったケースが報告されています。

このような宗教やスピリチュアルに関するシェアハウスについては、一般的に入居者の募集などがされておらず、表向きもシェアハウスには見えない物件が悪用されていることが多くあります。そのため、一度入居されてしまうと消息が不明となってしまったり、厳しい監視下に置かれて外部と連絡が取れなくなるなどのリスクがあります。

もし、お子さんやご家族がこのようなシェアハウスに入居された場合は、個人だけで対処を行おうとせず、必ず周りの方や専門家にご相談することをお勧めします。

事例④「シェアハウス内でのモラハラ、パワハラ。逃げ出せない事例」

シェアハウス内での人間関係やパワーバランスによって、パワーハラスメントやモラルハラスメント、暴力、性的暴行などを受けてしまう事例も見受けられます。

このような被害の特徴として、精神・身体的に追い詰められることにより、被害者側が告発などの行動を起こせずに泣き寝入りに至ってしまう場合があります。

特にシェアハウスという構造上、どこかへ避難したり契約を解除するような行動を取ることが容易ではなく、「自分さえ我慢すれば」と被害者が思い込んでしまうことにより、トラブルがさらに重篤化してしまう危険性があります。

このような事例では、被害者本人が自発的に対処を行うことが難しいため、ご家族や周りの方が率先して動かなければ、事態の改善が見込めない場合も多いため注意が必要です。

もし、シェアハウスに入居しているお子さんやご家族について、言動や行動に不審な点が見受けられる場合や、身体的・精神的に明らかな被害が見受けられる場合は、すぐに専門家への相談をお勧めします。

その他・危険なシェアハウスに関する相談例

  • 子供が大学を辞めてシェアハウス仲間と起業すると言い始めた
  • シェアハウスで知り合った人から高額な投資を持ちかけられた
  • シェアハウス内でいじめや暴力を受けている
  • 自分以外のシェアハウスの住民が結託して嫌がらせをしてくる
  • 娘が知らないうちにシェアハウス内で入籍・出産をしていた
  • 地方にある不審なシェアハウスに入居した子供と連絡が取れない
  • シェアハウス内でのトラブルにより法外な金銭を要求された……etc

「子供が悪質なシェアハウスに入居」 – 見抜くポイント、対処法

悪質なシェアハウスは「逃げ出しにくい」構造

前述でご紹介した事例の通り、トラブルの性質などによってリスクは大きく異なります。特にシェアハウス内でのトラブルについては、当初から危険性のあるシェアハウスであった場合や、人間関係などから後天的にトラブルが発生するなど、事の起こりは多岐に渡ります。

しかし、危険性が見受けられるシェアハウスに共通する点として、総じて「入りやすく、逃げ出しにくい」ような構造となっていることが多く見受けられます。

トラブルの実例では、シェアハウスへの入居後に同居人からセミナー勧誘などを受けたため退居希望を出したところ、提出していた個人情報を元に脅迫を受けたり、法外な退居費を請求されるケースが見受けられました。

また「突然退居したら他の入居者に迷惑がかかる」「生活必需品を提供されているため簡単に退居できない」など、心理的に逃げ出しにくい環境をすでに作られていて、様々な被害を受けているのにも関わらず我慢の元に生活を続けていた被害者の事例なども存在します。。

もしご自身やお子さんについて、明らかにストレスを受けているにも関わらずなかなか引っ越せない、引っ越したいけど出ることができない事情がある、という場合は、何らかの足止め工作をされている可能性もあるため注意が必要です。

危険なシェアハウスの募集に使われがちなワード

入居者に対して何らかの思惑があるシェアハウスについては、特定のターゲットを狙って募集を仕掛けるため、必然的に危険な募集ワードが類似するケースがあります。

例えば、マルチビジネスやセミナー商法など危険なビジネスを目的としたシェアハウスについては、SNS等で「起業家向け」「成功者への近道」「仲間と高め合える場所」「有名な起業家・億万長者を多数輩出」など、憧れを逆手に取った集客を行う傾向が見受けられます。

また、自称大金持ち・成功した経営者が運営するシェアハウスを謳って集客が行われ、実態としては入居者から家賃以外のセミナー費などを請求するビジネスモデルのシェアハウスも存在していました。

一方で、宗教やスピリチュアルなど内部で共依存関係が起きやすいシェアハウスについてはクローズドな部分が多く、個人間での直接的な勧誘であったり、半強制的な囲い込みによる入居が見受けられます。

上記は、あくまでも悪質なシェアハウスが正体を隠して入居者を募集していたケースであり、同様のワードや集客方法を取っている、極めて健全なシェアハウスも存在しています。もしお子さんやご家族の入居しているシェアハウスについて不審な点がある方は、必ず事実に基づいた確認を行うことをお勧めします。

解決には「問題点」を把握することが大切

このような悪質シェアハウスから入居者を助け出す場合は、まずご家族や周りの方が、正確に問題点を把握する必要があります。

問題点が不明瞭な段階で、強制的に被害者をシェアハウスから引き離すような行為のみを行うと、再び同じような生活環境に身を投じてしまうリスクが高くなる傾向にあります。

そのため、トラブルの根本的な解決に向けて、具体的にどうしてそのシェアハウスに囲い込まれる形となったのか、内部ではどういった活動が行われているのか、他の住民に関するデータやシェアハウス自体を運営する団体・法人に関するリスクなどを知る必要があります。

その上で、シェアハウスとの契約上の問題や、被害者本人の心理的な問題など、一つ一つカバーしながら解決へ向けた行動を起こすことが求められます。

特に、危険なビジネスに関するシェアハウスや、宗教団体が関与しているシェアハウスなどの案件については退居が容易でない場合が多く、逃げようとする被害者への嫌がらせや攻撃など様々な形でリスクが降りかかる可能性もあります。そのため、必ず同様のトラブルについて詳しい機関や、解決実績がある専門家にご相談をお勧めします。

まとめ

お子さんがシェアハウスに関するトラブルに巻き込まれた時は

今回は「お子さんが悪質なシェアハウスに入居しているかもしれない」というご相談に対して、リスクのご説明や対処に際して必要なことをご紹介いたしました。

近年シェアハウスという暮らし方が広く一般的となった中で、このようなシェアハウスの形態を悪用した危険な団体・個人による被害が多く報告されています。

本来、他人と共同生活を送るという行為には様々なリスクが想定されますが、危険かつ悪質なシェアハウスほど、一見すると素晴らしい環境のように偽装をしています。そのため「入居してから危険性を実感した」という被害者の声も多く耳にします。

今回ご紹介したようなシェアハウスのトラブルに巻き込まれてしまうと、その後の人生や経歴に置いて多大なダメージを被ってしまう場合もあるため、もし現在、少しでも不審な点やリスクが見受けられる場合は、必ず専門家へのご相談をお勧めいたします。

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