今回は妻の不倫に関して、証拠をとって離婚にむけた協議へと進むのではなく、説得して浮気自体をやめさせたいというご相談を紹介しています。浮気や不倫と言えども、その理由には様々なものが存在します。中でも、奥さんが騙されて浮気している場合や、目を覚まさせるための説得を行う場合について参考となる様、当ページで解決事例を紹介しています。
よすが総合調査では、実地での調査だけではなく、その結果を生かしたカウンセリング・説得までを請負い、問題の根本的な解決までをサポートしています。もし奥さんの不倫トラブルに遭われている方、離婚を望まず元の生活に戻りたいとお考えの方は無料相談窓口までご相談ください。
「妻の不倫の証拠をとって説得したい」相談事例
相談内容「妻が男性に騙されて不倫している証拠が欲しい」
「妻の不倫問題について相談させてください。
私の妻は32歳でOLをしており、現在子供はいません。結婚して3年目になります。
ある日を境に突然、妻が私に対して素っ気なくなり、誰かとライン等で連絡を取っている時間が増えました。
以前からお互いがあまり干渉しない生活をしていたため、最初はその理由なども聞かなかったのですが、耐えきれずに「僕が何か悪いことでもした?」と聞いてしまいました。
すると妻は「自分に心当たりあるでしょ」と言い放ち、以降は口も聞いてくれなくなりました。
訳もわからず、妻の友人にそのことを相談すると
「『旦那が浮気してるみたいだから、私も自由に生きるつもりだ』と奥さんから聞いた」との情報が。
全く寝耳に水で、心当たりなど一つもありませんでした。
その友人に事情を説明して、それとなく妻から話を聞き出してもらったところ、私の会社の関係者を名乗るA氏という男性が妻に接近し、私が浮気しているというデマを妻に吹聴していたことがわかりました。このA氏という人物ですが、私は名前も聞いたことがありませんし、会社の同僚でもありません。
恨みを買う様な心当たりもないので、A氏の動機は下心かと思います。確信はないですが、妻の友人の話ぶりからすると、妻はA氏と不倫している様です。友人は気を使って誤魔化していましたが、妻本人がそのことも話していたのでしょう。
現在は未だ、このことについて妻と話してはいません。勿論ですが離婚は避けたいと思っています。
A氏の素性について調べ、嘘を暴いて妻の目を覚まさせる方法はありませんでしょうか。」(千葉県 / 30代・男性)
※実際に寄せられたご相談と当社で行った調査内容から、内容を一部改変してご紹介しております。
相談から読み取れる解決ポイントとは
「不貞の証拠」+「A氏の素性」
今回のご相談から行う調査内容としては、奥さんの不貞に関する素行調査がメインとなります。しかし、普通の浮気調査と異なる点は、A氏の嘘を暴くための証拠集めが必要となる点です。そのため、不倫の証拠と合わせてA氏に関する情報も収集しなければいけません。
もし、A氏の素性を洗い出した結果、実は依頼者と繋がりのある人物である可能性や、依頼者に恨みのある人物が雇ったプロの可能性も十二分に考えられます。実際に、別れさせ工作や復讐代行などを行っている業者も存在するため、そういった計画的な不貞の線も残しつつの調査が必要となるでしょう。
■POINT「別れさせ工作」
対象者に自然な形で異性を差し向ける、いわゆるハニートラップを仕掛け、それを浮気調査のような形式で記録して夫婦やカップルを破局させる工作を指します。第三者が怨恨から依頼する場合もあれば、離婚に有利な状況を作り出す為に当事者が依頼するケースも存在します。
よすが総合調査ではこうした工作は行っておりません。
妻に「不倫の被害者である」認識を持たせる
「不倫をした」という事実だけでは一見加害者と見られがちですが、今回の加害者は奥さんを騙したA氏と言えます。そのため、説得の場になっても奥さんを責めることはせずに「あなたはA氏という詐欺師に騙されている。サポートをするから一緒に解決しよう」というスタンスで当たることが必要です。
実はこうした説得は、結婚詐欺や国際ロマンス詐欺などを解決するときに行われる説得と非常によく似ています。どちらも、被害者は恋愛感情でコントロールされてしまっているため、被害者意識が乏しく、自分が騙されて他人の利益のために動かされていることに気付くことができません。
そのため、まずはどの様な手口で奥さんが騙されたのか、A氏の真の目的とは何かといった情報を集め、その上で奥さんに対して被害者意識を持たせる様な説得が必要です。
「妻の不倫の証拠をとって説得したい」解決までの流れ
①妻の不倫の証拠を取るための調査
まずは、不倫の事実を確認する必要があるため、奥さんの素行調査を実施する運びとなりました。
奥さん(対象者)について、勤務先や移動手段、大まかなスケジュールは判明していましたが、「A氏が車で迎えにくる」などのイレギュラーを想定して、徒歩と車両の両尾行班を展開する運びとなりました。
コロナ禍でのご依頼ということもあり、なかなか奥さんの動きが見受けられず、加えて関係悪化で依頼者との間にコミュニケーションも乏しいため調査は難航しました。依頼者が少しでも「今日は怪しい」と感じたらすぐ尾行に移れる様、常に調査員が奥さんの行動範囲内へスタンバイする状態が続きました。
その甲斐もあって、調査開始から2週間ほどで、仕事場から退勤する奥さんとA氏と思しき男性が合流し食事、その後ホテルへと移動する様子が確認されました。そして2時間ほどで奥さんとA氏がホテルを出て解散をしたため、現場の調査員はA氏の尾行を開始。その結果、A氏の住所や本名などが判明しました。
②妻の不倫相手A氏に関する身辺調査
前回の調査でA氏に関する断片的な情報が判明したため、依頼者に報告し、改めて確認を行いました。
しかしA氏と思われる人物の顔写真や名前、住所などを見ても、やはり依頼者の記憶にない人物ということで、ますます謎が深まる結果となりました。
そのため、A氏に関しての調査を追加で実施し、さらに掘り下げることとなりました。
その結果として、A氏の勤務先の会社名が判明。依頼者に確認すると、その会社は奥さんの元勤め先であるという事実が判明しました。
この事実から推測できること
このA氏の勤務先、奥さんの現勤務先、依頼者の勤務先は全て同業種で、かなり近しい分野の業態です。
依頼者曰く「この会社の人間なら、人を介せば私の人間関係や個人名を知ることが出来ると思う」とのことでした。
おそらくA氏は元同僚の奥さんに恋愛感情があり、旦那さんの存在が邪魔だったのではないでしょうか。そのため、仕事の関係を悪用して旦那さんの身辺情報を入手し、再会した奥さんに対して具体的な人名を出しつつ嘘を吹聴したと考えられます。
しかし、これは憶測で、確実に裏を取った訳ではありません。そのため、依頼者には「依頼者の会社とA氏の会社の両方に関係がある人物」をピックアップしてもらい、その人物に依頼者立ち合いの元、A氏に関する聞き込み調査を実施することとなりました。
③A氏に関する同業種内での聞き込み調査
依頼者がピックアップした人物は4名存在し、一人ずつA氏に関して知っていることは無いか聞き込み調査を実施しました。
その結果として、ある男性社員Bさんから「A氏から久々に連絡が来て、『○○子(奥さん)の旦那さんと同じ会社だよね?』と聞かれ、その流れで世間話として所属部署や人事の話をしてしまった」という証言を得ることができました。
このBさんはA氏と顔馴染みで、度々連絡を取り合う仲だったとのこと。また、A氏からBさんに連絡が来たのは、奥さんの動向がおかしくなる少し前の時期ということも判明しました。
つまり、A氏はコネクションを使って社内の人間しか知らない個人名などを入手し、それを悪用して「旦那さんが浮気しているらしい」という情報を奥さんに吹聴した可能性が高いことがわかりました。
④奥さんに対する説得
後日、調査結果を持って依頼者と奥さん、カウンセラーの3名で面談を行うこととなりました。
今回の調査結果を伝えた上で、旦那さんに不貞の事実は無いこと、A氏が旦那さんについてかぎ回っていた事などを報告し、「騙されているかもしれないので、A氏から何を言われたか教えて欲しい」という説得を行いました。
奥さんは非常にショックを受けていたものの、実際あった事の真相を話してくれました。
それによると、ある日突然、元同僚のA氏から奥さんのもとへ「実は友達のBさんから聞いたんだけど、おたくの旦那さんが社内で不倫してるって話題になっているらしい。助けになりたい」と連絡がきたとのことでした。
その連絡が、ちょうど旦那さんの帰宅が遅くなる時期と重なった点、またA氏が語った個人名について旦那さんの口から聞いたことがあった点などから、奥さんの中で疑惑が確信に変わり、すっかりA氏を信じ込んでしまったとのことでした。
そこで私たちは、その場ですぐにBさんへ連絡を取り、A氏の話していた内容についての確認を行うこととなりました。
Bさんは「A氏と連絡を取ったことは事実だが、旦那さんの浮気の話なんて一切してない」と再度はっきり否定をしてくれたため、これで浮気に関する疑惑が晴れることとなりました。
また、奥さんは自身の不貞について全面的に認めたものの、騙されていたことが分かり、今後一切A氏とは関わらない旨が伝えられたため、依頼者も不貞については不問とすることになりました。
妻の不倫の証拠取得と説得にかかった費用
今回の調査では「奥さんの素行調査」「A氏の身辺調査」で約30時間の実働があり、加えて「社内での聞き込み調査」「カウンセラーによる説得」を行いました。費用は合計で約65万円となりました。
上記の費用は、今回の調査のケースに相当します。調査の内容や難易度、人数などで変動する場合がございますので、個別のケースについてはページ下部の相談窓口よりお問い合わせください。
まとめ
「いますぐ妻の不倫の証拠を取ってやめさせたい」
今回は、離婚に向けての浮気調査ではなく、説得を前提とした不倫問題解決の流れをご紹介いたしました。
この事例の様に、人を騙したり弱みにつけ込んで不倫を行う様に仕向け、他人の夫婦関係を破綻させる様なトラブルは以前から確認されています。その解決策として、証拠や証言を提示した上での説得は有利に働きます。
よすが総合調査では、今回のケースの様に、調査結果を渡して終了するのではなく、結果の効果的な利用方法やカウンセリング、説得などのサポートを行なっています。目的から逆算して、必要な調査だけを行うことが出来るため、時間やコストに無駄がない調査が可能です。
もし同様のトラブルでお悩みの方は、決して一人だけで対処をしようとせず、まずは解決実績のある専門家までご相談ください。
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