当ページでは、ストーカー被害に遭われている方へ向けて、自衛のための基礎知識をご紹介しています。被害が軽度な場合や、緊急の場合などは自分で自分の身を守るための行動が求められます。その準備として、必要な手段を覚えておきましょう。
同様のトラブルで探偵や興信所をお探しの方は、当ページを参考にご覧ください。
ストーカーから身を守るために自分で出来ること
○まずは周囲の人に相談する
ストーカー被害に対応する上で大切なことは、決して一人で対処しすぎないことです。ストーカーからすると、被害者が誰にも相談せず一人で対処しようとしている状況は好都合で、そうなるような加害行為(人に相談しにくいような行為)を行ってきます。
ストーカーから身を守るためには、必ずご家族や周囲の方、専門家までご相談をした上で対処を行うことをおすすめします。
○SNSや各種アカウントのセキュリティチェック
ストーカーから身を守るために、SNS(Instagram、Twitter、Facebookなど)を利用している場合は、公開設定を限定する、ダイレクトメッセージに既読通知が付かないようにするなどの、セキュリティチェックを行いましょう。
最近のストーカートラブルにおける傾向として、ネットでの行動監視や情報漏洩、またひどいケースではハッキングなどにより個人情報を盗まれることが多く見受けられます。
ネット経由で利用しているサービス(メールサービス、Appleアカウントなど)についても、2段階認証をオンにする、パスワードを変更するなどの対策をしてください。
ネットストーカー被害における犯人特定方法や対策について、別の記事でもご紹介しております。以下のページも併せてご確認ください。
○尾行やつきまといをされないように気を付ける
決まった時間、決まった場所を利用するなどの行動が多い場合は、少し時間をずらしたり、路線を変更するなどの対策が、身を守るためには有効です。こうした行動によって、尾行や張り込みによる監視や、実際に暴力・強姦などの被害を防ぐ効果があります。
その他にも「複数出入り口がある建物では、入った箇所と違う出入り口を利用する」「コンビニなどの監視カメラが多い場所へ逃げる」なども有効です。とにかく尾行や付きまといを感じた場合は、ご自身で詰め寄ったりせず、交番に駆け込む、人気の多い方へ逃げるなどの対応をしてください。
○戸締りの確認・在宅がわからないようにする
基本的なことですが、鍵の閉め忘れなどがないよう、戸締りをしっかりとする事が求められます。特にストーカー被害において、自宅を知られている場合は、確認に来られるケースが多々あるため要注意です。
併せて「在宅を確認されないような対策」も有効です。
例えば、外から電気が付いているか確認できないようにする、ポストを常に空にしない、自転車や車の置き場所を変えるなど、外部から生活の様子が確認されないように気を付けましょう。
○被害の記録を取っておく
後に証拠として利用するために、ストーカー被害に関する記録を取りましょう。
手紙や不審物などは保管しておき、メールやLINEでの連絡はスクリーンショットで記録を取りましょう。
また実際にされた行為や言動については、無理に録音や撮影をしようとせず、日時・状況・被害内容がわかるようにメモを取っておきましょう。可能な範囲で結構ですが、詳細な情報があれば相手に訴求する際に便利です。
○ゴミを出すときに注意する
封筒や領収書などから、名前や住所を特定されてしまうことがあります。また悪質なストーカーからゴミを漁られる被害も多く確認されているため、捨てる際には内容物に注意しましょう。
捨てる場所や時間を変える、書類などはシュレッダーで裁断するなどの方法が有効です。また集合住宅の場合は、ゴミ捨て場に監視カメラが設置されていることも多いため、不動産会社などに相談することをおすすめします。
○専門家へ相談をする
以上のような対処を行っても、被害が続く場合や相手が諦めないケースでは、早急に警察や弁護士、興信所などの専門家が対応する必要があります。その理由として、ストーカー犯の感情は日増しに過激化する傾向があるため、放置することで更なるトラブルに発展しやすいためです。
よすが総合調査では、今あなたに必要な解決策などを専門のアドバイザーが無料でご提示しています。危険な場合や、長い間被害に遭い続けているなど、どんなケースでも必ずご相談ください。
ストーカーに対して自分でやってはいけないこと
×逆につきまといやストーカー行為を行う
犯人に対して、逆にストーカー行為をやり返すのは控えましょう。犯罪者に対して犯罪をしても許されるわけではありません。
逆に、相手が憎悪や嫉妬からのストーカーで、あなたを陥れるためにあえて煽るようなストーカー行為をしている可能性もあります。そうなった場合、相手の思う壺となってしまいます。ストーカーへ対策する場合は、かならず冷静に、法に則った対処を行いましょう。
×過剰な防犯グッズ・護身用品を持ち歩く
武器とみなされるような刃物、鈍器、スタンガンなどの護身用品に関しては、逆にあなたが加害者とみなされてしまう場合がありますので、お気をつけください。催涙スプレーなどに関しても、内容物や成分によっては危険とみなされることもあるため、出来るだけ持ち歩かない方が賢明です。
防犯ブザーや証拠取得のためのカメラなどは、専門家や警察が一部推奨しているため、こうしたグッズの利用をおすすめしています。
×自分で犯人に対しての調査を行う
犯人に対しての調査とみなされる行為(尾行や張り込み、ネットでの特定行為)などを、個人で行うのは控えた方が良い場合があります。「相手を調べていること」が伝わってしまうと、これまでの証拠を隠滅されたり、逆に対策されて相手がわからなくなってしまったりします。
そのため、加害者についての情報を集めるのは可能ですが、後に専門家へ依頼する可能性があるのであれば、最初からプロに任せる方が賢明です。
×ストーカーに過剰な反応を見せる
相手へ怒りの連絡をしたり、SNSなどで反応をするのは、絶対にやめましょう。ストーカー犯の心理として、「被害者の反応を見る」ことが目的の場合が多く、逆にストーカー行為を過激化させてしまうことがあります。
無視し続けるのも良くない場合がありますが、出来るだけ相手の行為に反応をせず、見えないところで専門家と粛々とした対応を取ることが求められます。あなたのケースにはどういった対応が必要かは、専門のアドバイザーまでお尋ねください。
まとめ
一人で悩まず、専門家へ相談を。
以上が、ストーカー被害に遭われた場合に覚えておきたい基礎知識となります。しかしながら、ストーカー被害には様々な種類が存在します。動機や手段、内容も、人によって全て異なりますので、その被害に合わせた対処法が求められます。
間違った対応をしてしまうと、ストーカーが過激化したり逆上し、あなただけではなく周囲の人を巻き込んだトラブルとなってしまうこともあります。ストーカーから身を守るためには慎重に行動するようにしましょう。
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