よすが総合調査はストーカー被害において多くの解決実績を持つ調査会社です。今回はストーカーに家の住所を知られてしまった、職場や学校でのストーカーにより住所が知られてしまっている被害について、可能な対策や、注意すべき点をご紹介しています。
ストーカーに家を知られてしまった場合は、日常の生活すら不安となり過度なストレスがかかってしまいます。そのため、まずは防犯等の身を守る対策をしっかりと行い、同時に根本的な解決のための行動をされることをお勧めします。
当ページで紹介している対策については汎用的な知識となりますので、お住まいの環境やストーカーの性質によって最適な対処は異なります。個別でのご質問やご相談は無料相談窓口までお寄せください。
ストーカー対策 – 家を知ったストーカーが行う行動とは
ストーカーは最初に「確認」を行う
家を知ったストーカーが取る行動について「確認を行う」ことはほぼ確実です。
ここで言う確認とは、本当に対象者がそこに住んでいるのかを調べたり、深夜などに訪れて生活リズムの確認を行うことです。また恋愛に起因したストーカートラブルの場合は、パートナーや家族がいるのか等の情報も探ろうとします。
またストーカーは被害者の生活に興味を持っているため、このような確認は複数回に及ぶことも多くあります。そのため、ストーカーが家を知っていると気付いたその日から、すぐさま対策を講じる必要があります。
生活に関する個人情報を次々と知られてしまう
ストーカーに家を知られてしまうことにより、そこから付きまとわれ、他の情報も知られてしまうことがあります。具体的には、勤め先、通勤・通学ルート、よく利用する店舗、スポーツジムなどがこれにあたります。
また過去の事例では、使用している車を特定されて発信機を取り付けられてしまったと言う危険なケースも見受けられました。このように、家を知られただけで様々な情報を搾取されてしまう危険性があります。
「家を知っていること」をほのめかす行為
ストーカーは被害者の怯える反応を見て楽しむことが多く、「家を把握した」という事実を被害者へ伝えようとしてきます。直に住所を送ってきたりする場合もありますが、大抵の場合は直接的な明言を避け、ほのめかすような内容でそれを伝えてきます。
実際にあった事例では「被害者の家のすぐ近くにあるコンビニや駅の写真を、ストーカーがSNSに投稿している」「怪文書や手紙などを直接投函された」「位置情報ゲームなどを用いて自身の存在を匂わす」などが確認されています。
盗聴器・盗撮器などの設置
また近年は盗聴器や盗撮器がインターネットにて安価で入手できてしまうことから、家を知ったストーカーがこのような機器を設置してしまうことも見受けられます。
十数年前は電波式の盗聴・盗撮器が主流だったため、ストーカー犯も被害者宅の近くにいなければ傍受できませんでしたが、最近はインターネット回線を用いてどこからでも監視できるような機器も存在しています。そのため、一度仕掛けられてしまったら中々気付けないことも多く、注意が必要です。
暴行・窃盗・住居侵入などの犯罪行為
特に危険なストーカー被害として、実際に家に侵入したり、物を盗んだりする被害も確認されています。既にストーカーに生活パターンを把握されている場合は、このような犯罪が行いやすいため、特に過激なストーキング行為に発展している場合はすぐに対処を行うことが必要です。
車・バイク・自転車へのイタズラや器物破損
嫌がらせに関するストーカー行為で最も多いのが、車やバイクにイタズラをしたり、自転車をパンクさせる、植木を枯らすなどの破壊行為です。家を知っているストーカーであれば容易く行えてしまうため、繰り返し器物破損を行う事例も確認されています。
ストーカー対策 – 家で行える対処法とは
「家の戸締りや防犯をしっかりと行う」
当たり前の行動ですが、ストーカー被害に遭われている場合は特に防犯面に注意するようにしましょう。
具体的には、小さな窓までしっかりと施錠する、少しでも家を開ける場合でも戸締りを確認する、車や自転車にカバーをかける等が挙げられます。
また住居が戸建てや2階以下の場合では、洗濯物を干す際にも注意いただき、小さなセンサーライトや空き巣防止のフィルムなどを貼られることをおすすめします。とにかく用心しすぎるに越したことはありません。些細な隙も与えないよう、くれぐれもご注意ください。
「ストーカーに家の明かりを確認させないようにする」
前述の通り、大半のストーカーが対象者の家を知った場合、定期的に確認へ訪れることが予想されます。
その際に、部屋の明かりを外から確認されてしまい、在宅時間や就寝時間などの生活パターンを把握されないように注意してください。
対策としては、遮光カーテンを常に引いておく、一部屋だけ常に電気をつけておくなどが有効です。
「家の玄関周り、電気や水道メーターなどにも注意」
在宅などを外部から確認する方法は他にも存在します。例えばドアやポストに詰め物をして人の出入りを確認したり、水道メーターを開けて数値を確認して在宅を知る方法などです。
このような方法は敷地内に侵入する必要があり、かつ注意して確認していればその違和感に気づくことができるため、少しでも不審な点が見受けられる場合はすぐに専門家へご相談ください。
「ストーカーに家のポストを確認されないようにする」
ストーカーに家を知られてしまうとポストを漁られる可能性が非常に高いため、簡単に確認されないよう施錠するなどの、何らかの対策をしておくことをおすすめします。
賃貸やマンションの場合、常に郵便ポストを空にしておくと、帰宅時間などを推測されてしまう要因にもなります。かといって、郵便物をそのままにしておくと個人情報をストーカーに盗まれる可能性があるため、重要な書類だけ抜き取るようにしてください。
「家に送られてきた不審物は受け取らない」
宛名が分からないレターパックや宅急便などが配達された場合はご注意ください。在住を確認するための罠かもしれません。身に覚えのない物が配達された場合は、しっかりと宛名を確認した上で受取拒否をすることも重要な対策です。
またレターパックの赤い封筒は受け取り時に発送側へ通知が行くため、在宅時間や在住の証明となってしまいます。くれぐれも不審な送付物は受け取らないようご注意ください。
「自分の過去のSNS投稿を確認する」
最近では、自撮りからマンションを特定されてしまったり、画像に位置情報が付属してしまったり、過去の投稿から自宅を割り出されてしまう可能性も大いに考えられます。特に話題になったニュースでは、被害者の瞳に映った風景から住所が特定されてしまったケースも存在します。
そのためSNSをご利用の方は、今一度過去の投稿内容を精査し、少しでも個人情報が読み取れるような内容は削除することをお勧めします。
「通勤・通学ルートをたびたび変更する」
ストーカー被害において、決まった時間に決まったルートを通って帰宅すると、待ち伏せなどに遭う危険性が考慮されます。そのため、既に家を知られてしまっている場合は、いつも通るルートにも配慮するようにしてください。
また人気のない道や暗い通りは避けて、出来るだけ明るい場所を通るようにすることや、送迎をしてもらったり常に誰かと一緒にいることも非常に有効なストーカー対策です。
「家のゴミを出すときに要注意を」
ゴミを漁られることで、個人情報や生活パターンが把握されてしまうことがあります。名前や住所が記載したままの封筒や請求書はシュレッダーで処理したり、捨てるものによってゴミを分けたりするようご注意ください。
また回収の直前にゴミを出すことや、事情を説明して少し離れたゴミ置き場を利用させてもらうことも効果的です。家を知られてしまった以上、自分が出したゴミだと悟られないように最新の注意を払う必要があります。
「家の近所の人にストーカー被害を相談しておく」
近所の人やマンションの管理人などに、あらかじめ不審者のことについて相談しておくことも、ストーカー被害に重要な対策となります。時には警察より近所の目の方が頼りになることも多く、特に県外ナンバーの車や敷地への侵入者について情報を得られる場合があります。
ストーカー被害について多く話す必要はないですが、何かあった時に助けてもらうため、事前に不審な人物について周知しておくことが望ましいでしょう。
「ストーカーが止まない場合は今の家から引越しも」
数々の対策を講じた上でも、ストーカー被害が収まらない場合は引っ越しも視野に入れて検討されることをお勧めします。怒りや悔しさを感じることは当たり前ですが、安全を優先して「逃げる」ことは決して間違った選択ではありません。
しかし、引っ越して逃げる場合にも、しっかりとした対策を講じなければ、また住所を知られてしまうことに繋がります。「正しい逃げ方」に関しては専門家までお尋ねください。
ストーカー対策 – 家を知られてしまった場合の注意点とは
危険を感じたら無理に家にいないで避難を
ストーカー被害は徐々にヒートアップしてしまう傾向が見受けられます。特に過激化が見受けられるタイプのストーカー犯の場合は、必ず「何か危険が起きてしまう前に」ホテルや実家、ご友人宅にしばらく避難することをお勧めします。
特に前記で紹介したような、ストーカー犯からのアプローチが見受けられた場合は、家に留まる選択をせず、すぐに逃げてしまう方が効果的です。決して無理に戦おうとせず、安全を最優先に行動してください。
ストーカー犯へ過剰に反応するような家での対策はNG
ストーカー犯へ怒りや憎しみの感情は仕方ありません。しかし、過剰な防衛行為や反応を見せることは、返ってストーカー犯を喜ばせてしまうことに繋がります。
例えば突然防犯カメラを複数仕掛けたり、煽るような文言をSNSに投稿したりすることは、被害者の反応を見て楽しんでいるストーカーにとっては逆効果となります。また常に護身用具を携帯したり、ストーカー犯に対してやり返す行動は、返って相手にストーカー行為を助長させてしまうことに繋がります。
ストーカー対策においては、相手の見えないところで粛々と証拠を収集し、準備ができたら一度に対処を行うことが最善の解決策とされています。
決して一人だけで戦おうとしない
ストーカー被害は「周りに相談しにくい」ことを逆手にとった悪質な犯行です。しかし、一人だけで様々な証拠を取得したり対処を試みるには、非常に危険を伴います。心の健康面でも強いストレスを受けてしまうことから、それぞれの専門家へ依頼をすることをお勧めいたします。
また「何かあった場合」に備えて、ご家族や知人、友人に相談を行い、協力してもらえるような体制を整えておくことも重要です。決して一人だけで、無理をしないでください。
ストーカー対策 – 専門家に家の防犯や対策を依頼する場合
ストーカーの対策を専門家に依頼するメリットとは
ストーカー被害の証拠を安全に取得できます
よすが総合調査では、これまで様々なストーカー被害を解決してきたプロのアドバイザーと調査員が、被害の解決にあたります。専門的な尾行や張り込みを始め、潜入調査や聞き込み調査など様々な技術によって、ストーカー被害の証拠を取得することができます。
特に家まで来る傾向があるストーカーは非常に危険な部類に相当しますので、すぐに証拠を取って然るべき対処を行う必要があります。解決までスピーディな対策を行えるようサポートいたします。
犯人の身元や住所を特定できます
現在受けているストーカー被害において、犯人が分からない場合でもご安心ください。
よすが総合調査では、様々な情報から身元特定を行う「照会調査」がご利用できます。これにより、加害者の氏名や住所などを特定し、訴求につなげることが可能です。
SNSやネット上でのストーカー被害に関しても、こうしたプロの調査で解決することができます。ご相談の際は、現在判明している情報をお持ちになってアドバイザーへご相談ください。
法廷でも使用できる安心の報告書
よすが総合調査では、様々なシーンで有効な証拠としてご利用いただけるよう、詳細な報告書として写真や映像のデータをお渡ししています。もちろん写真だけでなく、日時や場所、加害者の細かな動きなど、現場の調査員が見聞きしたことを詳細に文章で記載いたします。
ストーカー被害の証拠取得にかかる調査費用とは
※追加調査や人数によって料金が変動することがあります。
よすが総合調査では、専門のアドバイザーがストーカー被害の解決に向けて、最も効率的なプランをご提示しています。また、ストーカーが再犯しないような家の防犯アドバイス、アフターサポートも取り行っています。
まとめ
ストーカーに家を知られたらすぐに対策を講じましょう
今回はストーカー対策として、加害者に家を知られてしまった場合に可能な対策をご紹介しました。しかし、対策はあくまでも対策であり、ストーカー被害の根本的な解決とならない場合があります。
もちろん簡単な対策でストーカーを諦めてしまう加害者もいますが、中には更に過激化し、直接的な犯罪に及んでしまうケースもあります。
あなたの場合ではどんな対策が有効か、今お住まいの家に関する情報と合わせて専門家までご相談ください。初めての方でもご利用しやすいよう、ストーカー対策に長けた相談員と心理カウンセラーがアドバイスいたします。
「ストーカー対策 – 家を知られてしまった」無料相談窓口
よすが総合調査の無料相談窓口は、24時間・365日ご利用いただけます。
相談方法はフリーダイヤル、メール、ご面談(完全予約制・全国対応)が、どなたでも全て無料でご利用いただけます。もちろん匿名でのご相談も可能で、秘密厳守をお約束しています。
これまで受けたストーカー被害の内容、相手の情報などを併せてご相談ください。