よすが総合調査が解説する、調査依頼の現場から見える実態

はじめに:人生の転機には「狙われやすさ」も潜んでいる

※本記事は、新入生・新社会人ご本人だけでなく、彼らを見守るご家族(保護者・親御様)にも役立つ内容となっています。お子様が一人暮らしや社会に出ることで直面する可能性のあるリスクを、事前に知り、備えるための参考としてご活用ください。

春、新しい生活が始まる季節。大学に入学したばかりの新入生や、新たな職場での生活を始めたばかりの新社会人にとっては、期待と不安が入り混じるタイミングです。
しかし、こうした「社会経験の浅さ」や「孤立感」につけこむトラブルが、毎年のように報告されています。

よすが総合調査では、こうした被害に関するご相談・ご依頼も数多く承っております。ここでは、実際の調査現場から見えてきた「新生活ならではのトラブルの構造」と「早期対策の重要性」について解説します。


大学生編:こんなトラブルに注意

1. サークル・学生団体を利用した「詐欺的勧誘」

新入生の孤独感や好奇心につけ込んで、高額なセミナーや教材、合宿費を請求する団体の存在が確認されています。表向きは「成長系」「意識高い系」を装っており、実態は宗教的・営利的な目的であることもしばしば。

よすが調査対応例:団体名や主催者の過去経歴、他の被害者の存在を裏付け調査し、契約解除や法的対応を支援。

2. 恋愛・性トラブル(悪質マッチングやスパイ行為)

SNSやマッチングアプリ経由で知り合った人物による詐欺、または「別の目的で近づいてきた者」(例:宗教・スカウト・盗撮目的)による被害報告も増加傾向にあります。

調査対応例:人物の特定、SNSでの偽装アカウント判定、居場所・所属先の裏取り調査。


新社会人編:働き始めの無防備な状態を狙うトラブル

1. 職場内でのパワハラ・セクハラ

研修期間中や試用期間を悪用した「黙らせ圧力」、証拠が残りづらいLINEや口頭での攻撃も見られます。「転職も難しい」と感じる状況につけこまれるケースも。

調査対応例:録音・チャットログ等の証拠保全支援、社内外の関係図の可視化、退職時のトラブル対策。

2. マルチ商法・副業詐欺への勧誘

「先輩が誘ってきたから断れない」「同僚もやっているから安心かと思った」──このような形で、実はマルチ商法や副業詐欺に巻き込まれる新社会人も珍しくありません。

調査対応例:事業者情報・代表者の調査、過去の勧誘履歴分析、被害拡大防止の情報共有サポート。


ご家族向けチェックリスト:新生活でお子様が遭遇しやすいリスク

以下のような変化や兆候が見られた場合、トラブルの可能性があります。

  • 家族との連絡頻度が急に減った、または極端に増えた
  • 知らない団体や人物の話を頻繁にするようになった
  • 頻繁に金銭を要求してくる、理由が曖昧な支出が増えている
  • 持ち物やSNSの使い方に急な変化がある(鍵付き、非公開、削除)
  • 情緒不安定、不眠、体調不良などが続いている
  • 「仕事や人間関係の相談」を避けるようになった

このようなサインに早めに気づくことが、ご本人の負担を軽減し、被害の深刻化を防ぐ第一歩です。


親ができる対応まとめ&やってはいけないこと:見守りと介入のバランスを大切に

  • 日常会話での“違和感”に敏感になる:お子様が語る出来事や人間関係に、少しでも不自然さを感じたら、深掘りせず関心を持つ姿勢を見せましょう。
  • 孤立させない:生活の変化で一時的に関係が薄れることはあっても、「困ったときは頼れる」という意識を保たせる声がけを。
  • 個人の交友関係やSNSに過干渉しない:ただし異変が続く場合は「あなたを心配している」という立場から確認することが重要です。
  • 経済的なやりとりは記録を残す:高額な請求や急な送金依頼がある場合は詳細を確認し、記録を残しておきましょう。
  • 早めに第三者に相談する:親子間での解決が難しいと感じたら、調査会社や専門相談機関に早期相談を。早期対応こそ、被害拡大の防止になります。

親がやってはいけないこと:善意が逆効果になることも

以下のような対応は、結果としてお子様をさらに孤立させ、問題の深刻化を招くことがあります。

  • 強く問い詰めたり、叱責すること:被害にあったお子様はすでに精神的に負担を抱えていることが多く、責める言葉は心を閉ざさせてしまいます。
  • すべてを決めつけて断定すること:「それは絶対詐欺だ」「その人は危ないに決まってる」と決めつけることで、逆に子どもが反発したり、真実を話さなくなるリスクがあります。
  • 過干渉になりすぎること:行動履歴を詮索しすぎたり、SNSやスマートフォンを無断で確認することは、親子関係の信頼を損ないます。
  • 他人と比較してプレッシャーをかけること:「〇〇の子はちゃんとしてるのに」などの言葉は、子どもの自己肯定感を低下させ、相談しにくくなる要因となります。
  • 相談を軽視したり、茶化すこと:「そんなの大したことないよ」「若いうちはよくあること」などの反応は、深刻な問題を見逃す原因になりかねません。

大切なのは「安心して話せる環境づくり」です。疑問があるときほど、“否定せず耳を傾ける”ことが信頼関係の土台となり、問題解決の第一歩となります。


実際にあったご相談事例:よすが総合調査が対応したケース紹介

【事例1】「意識高い系」学生団体に巻き込まれた大学1年生(18歳・男性)

春のサークル勧誘をきっかけに、自己啓発系の団体に所属。親に内緒で10万円近い合宿や教材を購入させられた。団体は表向き「自己成長」「人脈づくり」などを掲げていたが、実態は経済的搾取が目的の集団だった。言動に不安を感じた母親が当社に相談し、団体の実態調査・主催者の過去活動歴を調査。類似被害者とのネットワークも照会し、契約の無効を主張できる証拠を確保。

【事例2】マッチングアプリで知り合った相手による性的被害の疑い(19歳・女性)

普段と様子が変わった娘を心配した父親からの依頼。調査の結果、アプリで知り合った相手は複数の偽名を使い分け、過去にも複数の女性と同様の接触を繰り返していたことが判明。会った場所ややりとり、通信記録を調査し、アカウント間の関連性を分析。被害者本人の精神的負担を軽減する形で、証拠を保全し、警察・専門機関へのスムーズな連携支援も実施。

【事例3】「副業」と称して社外でマルチ商法に巻き込まれた新社会人(23歳・男性)

職場の先輩に紹介された副業が、実は違法なネットワークビジネスだった。誘導的なセミナーや“成功者の話”によって心理的に囲い込み、月々の仕入れ金や紹介料で数十万円の負担を強いられていた。相談を受けた親族からの依頼により、関与者の背景調査と構造的な金銭の流れを可視化。さらに、同僚の巻き込み被害を防ぐために匿名での社内通報ルート構築と、本人の退会・返金交渉サポートも行った。


ご家族の皆さまへ──ご相談は初回無料・秘密厳守

「もしかして…?」という違和感の段階でも、まずは一度ご相談ください。
特に若年層は、被害に気づきにくく、声を上げづらい傾向があります。
ご本人が被害を打ち明けにくい場合、保護者・ご家族の方からのご相談でも構いません。
よすが総合調査は、“違和感”を“証拠”に変えるプロとして、ご家族の不安や疑念にもしっかりと対応いたします。

📞 お電話・お問い合わせフォームからいつでもご相談可能です。


新入生・新社会人のトラブル解決の無料相談窓口

フリーダイヤルで相談する

関する探偵・興信所のフリーダイヤル

メールで相談・面談の予約をする

    あなたのお悩みをお聞かせください。経験豊富な相談員が対応いたします。 お急ぎの場合は無料相談ダイヤル(通話無料・24時間365日対応)をご利用ください。
    任意個人様/法人様
    必須お名前
    必須メールアドレス
    必須住所(都道府県)
    任意電話番号
    任意性別
    必須相談内容【複数の選択可】
    必須調査したい相手との関係性
    必須調べたい事柄
    スパムメール防止のため、こちらのボックスにチェックを入れてから送信してください。
    This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.