問題のある旦那様と離婚する際に、条件が有利になるように浮気等の不貞の証拠を取得することがあります。
実際にあった例を元に、そのとき行った方法と対応をご紹介します。
離婚のための証拠が必要なケース
実際の相談事例
よすが総合調査に寄せられたご相談から、実際に私たちが取得した証拠を元に離婚を経験された方の実例をご紹介します。
最初に寄せられたご相談は、以下のようなものでした。
神奈川県 / 女性(36) Tさん
この1~2年ほど、夫からのモラハラやパワハラがひどくなり離婚を考えていました。
子供も2人いるのですが、夫からは「離婚したとしても財産分与はしない」「お前に原因があるから、養育費は一切払わない」と言われていました。ある日、深夜に夫の携帯に女性からの着信がありました。
フルネームで登録されていたため名前は判明しましたが、全く知らない人物です。思い返せば、2年ほど前から浮気の兆候かもしれないという出来事が頻繁にありました。おそらく離婚したら、この女性と寄り合うのだと思います。
せめて、私と結婚中から付き合っていたという証拠が取れれば、有利に離婚をすることができるし、相手の女性に対して訴えることも出来ると思うので、調査をお願いできませんでしょうか。
引用元:メールでのご相談
専門カウンセラーとの面談
実際にこのTさんとお会いして、さらに詳しい情報を伺いました。
そこでも、やはり旦那様が浮気している確率は非常に高く、離婚を急いでいるような様子が見受けられたため、早急に対応することが決まりました。
証拠を取得するために行ったこと
詳細な調査プランを構築
ある曜日だけ不自然な時間に帰ってくる日があること、過去に突然の出張があった日など、Tさんは不審に思った点を記録していました。
そうして確認した追加情報から、担当カウンセラーと調査部で協議を行いました。
そして所定の予算と時間の中、高い確率で不貞の証拠を取得するための調査プランを構築しました。
調査の開始
最初の尾行調査で判明したこと
まず初めに、特に旦那さんの帰りが遅くなる曜日に、尾行調査が行われました。
Tさんの旦那さんは職場まで車通勤のため、調査車両を複数台用意しての調査となりました。
その結果、定時で退勤した旦那さんは自宅と逆方面へ移動を開始し、とある単身者用賃貸アパートに立ち寄る様子が撮影されました。
立ち寄った場所の家主は
旦那さんは車をアパートの来客者駐車場に停車し、アパートの一室に入りました。
そこから3時間ほど室内で過ごし、アパートを出ると自車両で自宅方向へ一人で移動を開始しました。
そのため、調査員1名を当該アパート付近に張り込みさせ、残りの調査員は旦那さんの尾行を続行しました。
アパート前に待機していた調査員から、「対象の部屋から、20代くらいの女性1名がコンビニへ移動した」との報告がありました。
後日、そのアパートの女性の顔写真をTさんに確認してもらったところ、全く知らない女性であるとのことでした。
浮気相手の特定
相手の女性を対象とした調査
それから複数回、尾行調査を続行しましたが、やはりこのアパートに旦那さんが通い詰める姿が確認されました。
そのため、調査対象を旦那さんからアパートの女性に移行し、調査を続行しました。
調査を進めたところ、対象女性の情報が発覚しました。
アルバイト従業員の20代女性で、以前わずかな期間ですが風俗店に勤務していた経歴があることが判明しました。
また対象女性のInstagramアカウントを発見し、確認を行ったところ、旦那さんと旅行やデートに行っている写真が掲載されていました。
調査結果の報告とその後
全ての調査が完了したため、Tさんへ報告書を納品いたしました。
女性の家に通っていた時間や、女性のSNSアカウントに掲載されていた情報をまとめていたため、それを見た旦那さんは全ての非を認め、調停へと移行しました。
また対象女性については、SNS上でTさんの旦那さんを彼氏と紹介していることから、既婚者であることを知らずに騙されていたようでした。
加えて女性の金銭的な事情を鑑み、Tさんと弁護士が協議した結果、対象女性に対する請求は取りやめました。
まとめ
依頼者と結託してスムーズな調査を遂行
今回の調査は、細かい事前情報の提供といった依頼者であるTさんの協力があってこその結果となりました。
「勘」のような些細な情報でも結果に関わることがあるため、もし何か不自然なことを感じたら記録する癖をつけるのが賢明でしょう。
実際にカウンセラーへ相談するには
よすが総合調査では、こうしたトラブルに対応できるよう心理カウンセラーの有資格者が在籍しています。
また1日でも早い解決を目指し、24時間・365日 無料相談をお受けしています。
もちろん匿名でのご相談も可能なので、初めての方もお気軽にご相談ください。