プロの探偵や興信所が普段用いている技術をご紹介しています。
今回は「聞き込み調査」編です。
熟練の技術が求められますが、誰でも出来るちょっとしたコツなどをご紹介しています。
「聞き込み調査」とは?
広くデータを集めるための有力な手段
よすが総合調査の「聞き込み調査」は、市場調査や風評被害、データの収集など様々なニーズに合わせて幅広くご利用いただいております。
聞き込み調査とは、一つの事実について複数の証言を得る事で、情報の信頼性を確保する事を目的としています。
その際に、よすが総合調査では複数の専門家と連携し、得られるデータが正確になるようなプランを構築します。
たとえば、統計学的に信頼の得られる母数を算出し、心理カウンセラーがフラットな情報を得られる設問を構築をします。
これを専門の調査員が実地で「聞き込む」ことで、正確な情報を得ることができるのです。
「インタビュー」との違い
もし個人について知りたいことがある場合、一般的なインタビューや取材は、その当人へ直接 質問をします。
一方、聞き込み調査では、本人以外の人物から証言を得ることで、客観的なデータを見ることができます。
そのため、聞き込み調査では、漠然と持たれるイメージや風評、噂などを調べる際に有効です。
聞き込み調査がよく用いられるケース
- 浮気調査、信用調査など……個人に対する評判や噂など
- 市場調査……マーケティングやサンプリング調査など
- ストーカー対策……被害の証言の収集
- 人探し調査……目撃情報の収集
- 近隣トラブル……近所の噂、危険な風評など
プロが教える聞き込みの技術
「質より量」で勝負する
聞き込み調査を行う場合は、質より量が求められます。
話を聞き出そうと粘ったりせず、あくまでも答えてもらえたらラッキーといった心持ちで臨むことが大切です。
そのため、YesかNoで答えられる簡単な設問を用意したり、話しやすい環境を演出するのも大切です。
もし最初から証言数が少ない状況が予想される場合は、「潜入調査」へ切り替えて、関係性の構築に移る事もあります。
相手の警戒心を解くコツ
聞き込みを行う上で重要なのが、警戒されない事です。
例えば不信感を持たれてしまうと、その地域やコミュニティでは聞き込みが行えなくなってしまう事もあります。
では、出来るだけ警戒心を抱かれない方法とは、なんでしょうか。
一番効果的なのは「何度か顔を合わせる事」です。
初対面の人がいきなり話しかけてくると、警戒するのは常識です。
そのため、ある程度の期間を取る場合は、まず聞き取りの対象者へ「顔見せ」の日を作り、挨拶だけ行うことがあります。
時間が無い場合は、一度対象者の前を通り過ぎたり挨拶をし、数分後に再度話しかけるだけでも効果があります。
「No」でも情報を得られるようにする
聞き込みでは、前述の通り「YesかNo」で答えられる設問が多用されます。
しかし、風評や噂などの場合は、その2択で聞き出せない事も多くあります。
そこで、専門の聞き込み調査員が使うテクニックとして、以下のようなものがあります。
例えば、Aさんの会社での評判を知りたい場合、「Aさんの評判を教えてください」と質問しても、明確な答えは手に入りません。
そこで「Aさんという方が●●と聞いたのですが、そういう噂を会社で聞いたことはありませんか?」と具体性のある質問をします。
これにより、もし答えがNoでも「違う」ということがデータとして有効となる聞き方が必要となります。
プロに聞き込み調査を依頼するには
熟練の聞き込みノウハウがあります
よすが総合調査は、指定調査の請負だけでなく、専門家が正確な情報を得るためのアドバイスを行っています。
そのため、個人様・法人様を問わず、はじめての方に多くのご利用いただいております。
ご指定の予算や規模によって柔軟な対応が可能なため、まずはご依頼の前に無料相談(メール、フリーダイヤル、ご面談)へご連絡ください。
全国どこでも、24時間・365日受け付けております。