友人や知人、取引相手から持ちかけられたビジネスが安全かどうか。不安を感じながらも「断りきれない」「もしかしたら本当に儲かるのでは」と迷われる方は少なくありません。
ただし現実として、探偵ができることには明確な線があります。すべてのリスクを排除できるわけではありません。むしろ実務上はここで止まることが多いというポイントを理解していただくことが、最大のリスク回避になります。
相談現場では、契約や振込のあとに「怪しい」と気づき、調査の選択肢が狭くなっているケースが多く見られます。
SNSや説明資料だけでは本人確認や資金実態の裏取りに限界があり、実務上はここで情報が止まることがあります。
契約前の事実確認は探偵、法的回収や違法性判断は弁護士、被害申告や刑事対応は警察という役割分担が重要です。
よくある「もう少し早ければ」の相談
現場で多いのは、すでに出資後、あるいは契約締結後のご相談です。
振込後に「やはり怪しい」と気づくケースは珍しくありません。しかし、資金移動後は証拠保全と法的回収の問題に移ります。この段階では探偵では扱えない部分が大きく、弁護士対応が中心になります。
正直に申し上げると、早ければできたが今は厳しいという場面は少なくありません。契約前であれば裏付けが取れた情報も、後からでは追跡困難になることがあります。
依頼前に整理すべき情報と初動の限界
契約前の相談で結果が出やすい方は、最低限の情報を先に整理できています。具体的には、相手の法人名・代表者名・所在地・連絡先・提案資料・送金先情報・やり取りの日時です。口頭説明だけで進む案件ほど、後で「言った言わない」になりやすく、ここで調査の精度が分かれます。
逆に、やってはいけないのは、相手に「調べている」と先に伝えて証拠を消される行動です。SNS投稿の削除、連絡先の変更、名義変更が起きると、実務上はここで情報が止まることがあります。違和感がある段階では、まずログと資料の保存を優先してください。
当社で対応できるのは、合法範囲での事実確認と整合性の検証です。違法性の最終判断や返金交渉は弁護士領域、脅迫や詐欺の被害申告は警察領域になります。関連する風評や信用不安がある場合は、噂・風評被害の相談窓口もあわせて確認しておくと、相談先の切り分けがしやすくなります。
「儲かるか」ではなく「実態があるか」
「絶対に儲かる」という言葉そのものは、違法とは限りません。しかし、問題はその裏付けです。
法人登記は存在するか。所在地は実在するか。活動実態はあるか。代表者は複数の法人を短期で解散させていないか。こうした確認は照会調査で一定範囲まで可能です。
ただし、銀行口座残高や内部資金繰りなどの機密情報は取得できません。通信履歴の取得や違法な個人情報収集も当然ながら行いません。ここが探偵業法上の明確な限界です。
実際に通るケース
契約前であり、対象法人や人物が国内で活動している場合は調査が進みやすい傾向にあります。
所在地確認、事業実態の確認、過去の評判や関係企業の把握などは可能です。表面上は整っていても、実際の活動が確認できないケースもあります。
実務上止まるケース
海外法人のみで国内実体がない場合、名義貸しのみの人物、既に資金移動が完了している案件などは調査の限界が早く訪れます。
また「相手の資産を知りたい」「口座残高を確認したい」といった依頼はお受けできません。違法取得に該当する可能性があるためです。正直このケースは受けられないとお伝えすることもあります。
誤解されやすいポイント
潜入調査や聞き込み調査という言葉から、何でも暴ける印象を持たれることがあります。しかし、違法な身分詐称や強引な情報取得は行いません。
あくまで合法範囲内での事実確認です。そのため「黒か白かを断定する」のではなく、「説明と現実の整合性を見る」ことが目的になります。
ここまでが探偵、ここからは他士業
契約前の事実確認、活動実態の裏付け、関係性の整理までは探偵の領域です。
一方で、契約書の法的有効性判断、投資スキームの違法性判断、資金回収交渉は弁護士の領域になります。行政への届出義務違反の判断は監督官庁の管轄です。
「早すぎる相談」はほとんどありません。ですが「遅すぎる相談」は現実に存在します。違和感を覚えた段階での確認が、最も効果的です。
実際に調査を依頼するには
信用調査専門のコンサルが対応します
信用問題は、多角的な事実確認が必要です。よすが総合調査では、調査可能範囲と不可能範囲を最初に明示したうえで対応します。
調査を受けられない場合も理由を説明します。それ自体がリスク判断材料になることもあります。
相談は24時間・365日無料。面談(完全予約制)も可能です。契約前の確認段階でのご相談を推奨しています。

よくある質問
契約後でも調査は可能ですか?
可能な部分はありますが、資金移動後は法的対応が中心になります。この段階では探偵では扱えない部分が増えるため、弁護士との連携が必要になることが多いです。
相手の口座残高や資産は調べられますか?
取得できません。金融情報や通信記録は法的保護の対象であり、違法取得に該当する可能性があるため対応できません。
「怪しい気がする」だけでも相談できますか?
むしろその段階が最適です。実務上はここで止まることが多いですが、契約前であれば確認できる事項が多く残っています。
調査すれば安全と断定できますか?
断定はできません。確認できるのは事実関係の整合性です。最終的な投資判断や契約判断は法的助言を含めた総合判断が必要になります。
