今回は洗脳・マインドコントロール被害が関係した、一夫多妻や他人との同居トラブルについてご紹介しています。当ページでは、これまでの調査や相談事例を参考に、特に深刻とされる洗脳やマインドコントロールの対策事例を紹介しております。
現在、同様の被害にお悩みの方は、専門のカウンセラーを有する無料相談窓口をご利用ください。いつでも、どなたでも無料ご利用することができます。
洗脳・マインドコントロールによる一夫多妻・同居生活のリスク
全国で発生する一夫多妻や同居の洗脳・マインドコントロール
一夫多妻や同居生活のトラブルは、普段の生活の中ではあまり聞き馴染みがなく、時折洗脳に関係した事件が発生すると大々的に報道されるイメージがありますが、実際は昔から相談の多いトラブルでもあります。
これらは全国的に起きている問題であり、例を挙げると、事実婚のような形を装い複数の男女が同居しているケースや、自らを占い師と名乗っている者が複数人を囲って生活しているケースが多数見受けられます。
また同居や一夫多妻などの生活に被害者が馴染んでしまうと、自力で助け出すことが困難とされています。さらには、助け出そうとした周りの家族や友人なども洗脳状態にされてしまう場合があり、大勢の人が関わっていながら、被害を受けていることを認識できないことも多いトラブルです。
洗脳・マインドコントロール被害でも同居は深刻なケース
洗脳、マインドコントロール被害において、一夫多妻や同居まで発展している事例は非常に深刻なケースに該当します。その理由は、洗脳やマインドコントロールの性質として、加害者と被害者が同じ時間を共有するほど、深い洗脳状態に陥ってしまう為です。
実際の事例では、洗脳をかける側がターゲットの生活に強い制限を用い、さらにそれを破ってしまった際の「罰」与えることで洗脳状態に陥れる手口が散見されます。加害者は常に被害者を監視下に置くことで、被害者は次第に思考力を奪われ、反抗したり逃げ出すことが考えられなくなり、言いなりにならざるを得なくなるのです。
同居・一夫多妻は重大事件に発展する危険性あり
以下では、実際に報道された一夫多妻や同居をきっかけとした事件をご紹介しています。このように、深い洗脳やマインドコントロールは、時として殺人や監禁などの重大事件に発展することも少なくあり
北九州監禁殺人事件
Mは人の弱みにつけこんで被害者を監禁して金を巻き上げ、拷問と虐待によってマインドコントロール下に置き、お互いの不満をぶつけさせることにより相互不信を起こして逆らえなくし、被害者同士で虐待をさせることで相互不信を一層深くさせ、自分の手は汚さずに用済みとなった人間を殺害して死体処理を行わせた。犯罪史上稀に見る凶悪犯罪とされ[5]、第一審で検察側は「鬼畜の所業」と被告人男女を厳しく非難した。
「北九州監禁殺人事件」- Wikipedia
一夫多妻男事件
東京・東大和市の自宅で当時10代の少女に乱暴したとして、75歳の男と元妻で43歳の女が再逮捕されました。
渋谷博仁容疑者と元妻の千秋容疑者は去年9月、10代の少女に「よく当たる占い師がいる」などと言って東大和市の自宅に誘い、洗脳状態にしたうえで乱暴した疑いが持たれています。
警視庁によりますと、少女は千秋容疑者の知人で渋谷容疑者が自宅で宇宙人に関する映像を長時間見せ「宇宙人に工場に連れていかれて食べられる」「助かるには性交するしかない」などと洗脳していました。
渋谷容疑者は千秋容疑者ら10名以上の女性などと同居していて、事実上の「一夫多妻」生活を送っていたということです。2人は別の少女を洗脳し乱暴しようとしたとして、今月7日に逮捕されていました。
「助かるには性交するしかない」“一夫多妻”男と元妻を再逮捕 別の少女にも乱暴か – テレビ朝日NEWS
5歳児餓死事件
福岡県篠栗町にて2020年、5歳の男の子を餓死させたとして、男の子の母親のママ友である女が懲役15年の判決を言い渡されました。容疑者の女は母親に「夫が浮気をしている」という嘘の情報を伝え、調査費用や裁判費用という名目で計200万円を騙し取っています。その件があった上で、容疑者の女に頼るようになった母親は、女からの「男の子に十分に食事を与えてはいけない」という指示に従い、男の子は極度の栄養失調により亡くなってしまいました。また容疑者の女は男の子の母親に自身が反社会的勢力との繋がりがあることを示唆するようなことを言い、母親に不安を感じさせることで支配的な関係値を築いていたと考えられます。
「篠栗男児餓死事件」- Wikipedia
同居・一夫多妻生活の洗脳に陥りやすい人の特徴とは
これまでの相談内容と我々が実際に調査を行ってきた事例から、被害に遭いやすい人に共通する特徴をご紹介いたします。以下はあくまでも一例ですが、もし近しい特徴がご自身やご家族、ご友人に見受けられるような場合はご注意ください。
■心身が疲弊している、精神的な病を抱えている
ストレスで心身が疲弊してしまっていたり、精神的な病を抱えている方は、洗脳・マインドコントロールの影響を受けやすい可能性にあります。実際にそのような傾向の人を集中的に狙った、卑劣な手口の存在も確認されています。
子育てや就職など様々な理由でメンタルが弱っている人は、感情を揺さぶられたり不安を煽るような言動の影響を特に受けやすくなってしまいます。その中で「現状の生活を変えたい、抜け出したい」という逃避行動から、洗脳相手と同居を始めたり、一夫多妻の生活に落ち着いてしまう危険性があるため要注意です。
■元々スピリチュアルや宗教等に興味関心が強い
元々占いやスピリチュアル、宗教などに傾倒していたり、信じやすい人なども、同居や一夫多妻などのトラブルに巻き込まれやすいとされています。
洗脳の加害者の中には、自らを「占い師」と名乗ったり「神からのお告げを聞くことができる」などの理由で、被害者を信じ込ませてコントロールする手口が確認されています。そのため、元からスピリチュアルや宗教などに興味がある、人より信じやすい人は、洗脳・マインドコントロールの被害者になりやすい傾向があります。
■趣味や熱中できるものが少ない
寂しさの穴埋めとして、危険な洗脳加害者と同居を始めてしまうケースも存在します。
人生に虚無感を感じている、普段の生活の中で何か積極的に打ち込む対象が見つけられていない人は、無意識のうちに熱中できるものを求めている場合があります。そこを逆手に取られてしまうと、やりがいを理由に加害者の得にしかならない活動をさせられ、利用させる立場になってしまう場合があります。
■アルコールや薬物などに依存傾向がある
また危険な同居・一夫多妻トラブルの中には、アルコールや薬物などに依存傾向がある人が被害に遭う事例も多く存在します。
洗脳やマインドコントロールの第一歩として「正常な思考力を奪う」手口があり、アルコールや薬物などが用いられる場合があります。そのため、元々依存傾向がある人に関してはそのハードルが低く、危険な同居生活の発端となってしまうリスクが考えられます。
洗脳・マインドコントロールによる一夫多妻・同居生活の事例
●スピリチュアルの悪用による洗脳の事例
除霊や霊視などのワードを悪用し、ターゲットに恐怖を与えることで、脅迫的に人を支配するトラブルは全国で多く見受けられます。
過去に報告された事例では、被害者に対して脅迫的な霊視を行い「結界によってあなたを守る」という理由で被害者を軟禁していたケースが存在します。他にも、ターゲットの家族全員に「何者かによって強い呪いがかけられている」と脅し金品を搾取したり、同居を強要したりする事例も報告されています。
超常現象や心霊は実際に被害が出ていなくとも、スピリチュアル的な要素を信じやすい人であれば思い込みで実害があるように感じたり、恐怖を感じる場合があります。そのため洗脳をかける側は言葉巧みに被害者を脅し、助けるように見せて洗脳状態に陥れる手口が見受けられます。
●占いを悪用した洗脳の事例
占いを悪用した洗脳・マインドコントロールの事例も、全国から広く相談が寄せられています。
もちろん占い自体は悪質なものではなく、良い占い師や占い結果を利用して自身の生活をより豊かにする利用者の方もいらっしゃいます。しかし悪質なケースでは、ネガティブな占い結果を伝えて脅迫的な文言で利用者の恐怖心を煽り、洗脳・マインドコントロール被害に陥れるトラブルも存在しています。
実際のニュースでも、芸能人が占い師と同居をして結果的にトラブルに発展した事件が報道され、ご存知の方が多いかと思います。しかし、芸能人やお金持ちに限らず、一般の方を狙った同様の被害は昔から存在しており、珍しいものではありません。
●危険なヒーリング施術による洗脳の事例
波動やオーラ、手かざしなどでヒーリングをする施術を悪用した洗脳・マインドコントロール被害も報告されています。
施術を繰り返し行う中で施術師と客との関係を構築され、次第に洗脳トラブルに発展していく危険性が見受けられます。過去の事例としては、施術の一環と称して同居を強要したり、自分のヒーリングから離れるとガンが再発する、病気がもっと悪くなると脅すといったトラブルが多く見受けられます。
●危険な宗教による洗脳の事例
いわゆる「カルト宗教」と呼ばれる過激な宗教や、大きな宗派から分派した小規模な宗教、また外国人による海外の宗教を悪用した洗脳・マインドコントロール被害にご注意ください。
宗教的な教えを理由に正常な思考力を奪い、ターゲットの社会的な繋がりを断絶させることで、より強い洗脳状態にさせることが考えられます。このようなケースでは一般的な常識が通じない場合が多く、個人での対処は危険が伴います。詳しい解決策や対処法は状況によって異なるため、一度専門家等へご相談することをお勧めしています。
その他の事例
上記以外でも様々な理由によって、個人間での洗脳やマインドコントロールが発生し、同居や一夫多妻などの生活が発生するケースも存在します。
実例では、加害者の男性が複数の女性に対してDV等で主従関係を築き一夫多妻のような生活を送っていた事例や、サイコパス的な特徴が見受けられる加害者が複数の他人を支配し同居生活をしていたと言う実例もあります。
もしあなたの家族や同僚、友人などの周りの方が不審な同居生活をしていたり一夫多妻の生活をしている場合や、何か制限のある同居生活をしているような状況が見受けられた場合は、すぐに専門家へ相談するなどの対応を取る必要があります。
相談事例①「妻が占い師と同居を始めた」
相談者:40代・男性(福岡県)
「妻が突然、子供を置いて家出しました。最初は度々連絡を取っていましたが、いまいち家出の理由がわからなかったので妻の調査を依頼したところ、妻は年配の女性と同居していることがわかりました。
さらにその同棲している女性について調査を進めると自称『占い師』であることがわかり、私の妻以外にも同世代の女性が出入りしていることが判明しました。
ある日妻から突然の電話があり、そこで『あなたからのモラハラを受け続けて精神的に疲労していた。このまま離婚したい、慰謝料を○○万円を払え』と一方的に告げられました。もちろん心当たりはなく、関係も良好だったと思っていたのでショックを受けましたが、それ以上に電話越しの妻が以前とは全く別人のような話し方をしていたのに驚きました。
(中略)
一連の行動や発言はその占い師からの入れ知恵ではないかと考えています。もし離婚を受け入れ、妻に慰謝料を支払ったとしても、そのお金は占い師に搾取されてしまうかもしれません。どうにかして妻を助けることはできないでしょうか。(内容を一部改変して紹介)」
相談事例②「娘が一夫多妻の生活をしている」
相談者:50代・女性(青森県)
「上京して一人暮らしをしている会社員の娘がいつの間にか仕事を辞めていたことを知りました。心配になり、夫婦で東京の娘の家に行くも、すでに引っ越していたようで会うことはできませんでした。
その後、ラインで娘に退職の理由や今住んでいる場所を聞いても一切教えようとしてくれず、そのうち一方的にこちらを罵倒するような強い口調のメッセージが届くようになり、最終的にはブロックされてしまいました。
そのため興信所に依頼をして娘の調査を行ったところ、都心から離れた場所の一軒家で数人の男女と同居していることがわかりました。
それを聞いて、普通のシェアハウスのようなものかと思いましたが、調査を依頼した探偵さんに伺ったところ、どうも様子がおかしいとのこと。敷地内にいくつか建物がある中で同居をしており、異常に子供の数が多く、また近隣の方との交流もほとんどない様子でした。
その中で、娘も子育てをするような様子が確認されたようですが、子供ができたという話は聞いていません。何をしてお金を稼いでるのかもわからず、宗教団体なのではないかと不安です。(内容を一部改変して紹介)」
まとめ
同居や一夫多妻などの洗脳トラブル解決に必要なこと
深い洗脳、マインドコントロールの特徴として、被害者自身は自分が置かれている危険な状況を理解することができない場合が多く見受けられます。その理由として、洗脳の加害者側による刷り込みや、被害者本人の自己防御反応として正常性バイアスが働いてしまうことが考えられます。
そのため洗脳やマインドコントロールを解くためには、第三者など外部からの働きかけが必要となりますが、多くの場合、解決の鍵を握っているのは被害者の家族や同僚、友人となります。
もしご家族など近しい人に変化が見受けられた場合や、不審な同居や婚姻生活を送っている様子が判明した場合は、すぐに解決実績のある専門家へご相談いただくことをお勧めします。
また、今回ご紹介したような同居や一夫多妻に繋がる洗脳・マインドコントロール被害は、最悪の場合、生死に関わる重大事件に発展するリスクを有します。周りの方に少しでも兆候が見られた際は、確証がない場合でもぜひご相談ください。
「いつでも・どなたでも」よすが総合調査の無料相談窓口
よすが総合調査では、専門のカウンセラーが24時間・365日ご相談を受け付けております。
相談方法はフリーダイヤル、メール、ご面談(完全予約制・全国対応)が全て無料でご利用いただけます。
全国どこからでも、匿名でも相談可能です。
秘密厳守をお約束しておりますので、はじめての方でも安心してご利用ください。