ストーカー被害などで尾行・つきまといをされていると感じたらどうすればいいか、プロの探偵がその対策法をご紹介しています。お住まいの地域や状況などによって左右されますが、比較的簡単な方法となっていますので、同様のトラブルでお悩みの方はご覧ください。
また、同様のトラブルで探偵や興信所へご依頼をお考えの方へ向けて、参考となるよう記述しております。
不審な人物の姿を目撃したら
尾行やつきまといかもしれません
最近、不審な人物をよく目にする、同じ人物が何度も確認できるなどの場合は、実際にあなたが尾行やつきまといを受けているかもしれません。疑念が確信に変わるような事があれば分かりやすいのですが、実際は自分で判断するのが難しいケースが多々あります。
そのため、当ページでは判断の基準となるチェック行動をご紹介し、尾行やつきまといなどのトラブル、ストーカー被害の解決を目指しています。
もし現在同様のトラブルに遭われている方は、以下の項目を参考に実践していただき、危険な場合はすぐに専門機関へご相談することをおすすめします。
相手は尾行の素人?プロ?
尾行に関しては、素人が見様見真似で行っている場合と、誰かに雇われたプロの探偵が尾行をしている場合が考えられます。どちらの場合でも、あなたの行動を監視しているという点では危険性があるため、慎重に行動するようにしてください。
もし尾行している人物がプロの探偵であった場合は、業務として認可を得て行っていることもあるため、尾行やつきまとい行為自体を違法行為として処罰するのが難しい事があります。そのため、対策などについては必ず一人で行うのは避けて、専門機関へご相談ください。
尾行やつきまといを感じた場合は
最初に「尾行を見抜くチェック法」を試す
もし、あなたが尾行やつきまといをされていると感じた場合、まずは以下でご紹介する簡単なチェック方法をお試しください。最初に、偶然にも方向が一緒の人物か、故意での尾行なのかを判別した上で、それに合わせた対策を取る必要があります。
大前提として「無理に行わない」ことが重要です。
あくまでも自然な形を装って実行することで、相手に「気付かれた」と思わせることなく、尾行やつきまといを察知することができます。平静を装って尾行を見抜くのは難しいですが、ぜひお試しください。
●チェック1. 同じ方向に4回曲がる
右もしくは左へ、4回続けて同じ方向へ曲がります。この方法は、徒歩もしくは車両の際も有効です。
普通に移動しているなら、通常こうした動きはありえない(元の道へ戻ってしまう)ため、あなたと一緒に4回目の角を曲がった人物がいたら、あなたを尾行している事が確実と言えます。
注意点として、何度も振り返って後ろを確認すると、相手に気付いていることを察知されてしまいます。後方を確認するときは、鏡やスマートフォンの内カメラで、さりげなく確認するのが便利です。
●チェック2. 電車でドアが閉まる直前に降りる
こうした動きも、なかなか発生しにくい状況のため、もしあなたを追って慌てて電車を降りる人物がいた場合は、尾行していることが確定されます。
駆け込み乗車については、対応ができる場合がありますが、突然降りる動作については偶然に起きにくい現象のため、尾行を見抜く要素の一つとして利用することが可能です。
●チェック3. 不審者の靴と鞄をチェックする
「尾行されているかもしれない」と思ったら、顔や容姿をチェックするのではなく、「カバンと靴」を記憶しておきましょう。マスクやメガネ、帽子などで変装することで、パッと見た時の印象は変えられます。しかし、カバンと靴はなかなか変えられません。
怪しい動きをする人物を見かけたら、この2点を記憶しておくことで、同一人物かどうかを見極める要素の一つとなります。
「尾行・つきまといされている」と確信した場合の対処法
絶対に焦らず行動しましょう
「今、尾行されている」と確信したら、誰でもパニックに陥ってしまいます。そうした時に、相手に向かって行ったり無理に撮影したりするなどの強硬手段を取ると、逆に相手を刺激してしまうことに繋がりかねません。
そのため、あくまでも「気付いていることを気付かれない」よう、冷静に正しい対処法を行う必要があります。
●ストーカー対策1. コンビニやファミレスへ入店する
実際に尾行やつきまといをされている場合、あなたがこうした店舗へ入ると、ストーカーは外で待つ可能性が高いと考えられます。また監視カメラや店員が常駐しているためセキュリティも高く、安心できる場所の一つでもあります。
そのため、まずは近くの店舗へ入店して、中から警察に通報したり、迎えを呼ぶなどすることで、安全に逃げ切ることができます。
●ストーカー対策2. 通話をしながら歩く
もしストーカーや加害者があなたに危害を加えようと尾行している場合、通話中を狙った犯行は難しいと考えられます。そのため、友人や親御さんに協力してもらい、通話しながら歩きましょう。
その際「いま尾行されている」などと声に出して言わないようにしましょう。悟られていると気付いた相手が、強硬手段にでる可能性があるためです。
ちょうど電話が出来る相手がいない場合は、通話をするフリをするか、よすが総合調査の相談センターまでお電話ください。事情を鑑みた対応が可能です。
●ストーカー対策3. タクシーを拾って警察へ行く
突然のタクシーに対応するためには、尾行やつきまとい側もタクシーを利用するしかありません。多くの場合、タクシーに乗車した時点で諦められますが、万が一他の車両やタクシーで追いかけてきた場合は、運転手さんに事情を説明して警察署や交番へ向かってもらいましょう。
近年では、タクシーの車内にも監視カメラが設置されていることが多く、こうした映像から犯人を特定することも可能です。
尾行やつきまとい被害に対してやってはいけない事
注意して行動するようにしましょう
前述の通り、尾行やつきまといに気付いても決してパニックにならず、冷静な対処が求められます。その上で、間違った対応をしてしまうと、更に危険な状況へと陥ってしまう事があるため、絶対にNGな行動についてご紹介します。
×絶対にNGな行動1. 相手に暴力を振るう
過剰な防衛と見なされ、あなた自身が傷害罪などで起訴されてしまう恐れがあります。また、尾行やつきまとい被害においては、正当防衛が認められる可能性が極めて低いため、尾行やつきまといに気付いたとしても、こちらから相手に攻撃することは絶対にやめましょう。
×絶対にNGな行動2. 相手を撮影しようとする
尾行やつきまといに気付いたとき、振り返って相手を撮影する行為は危険です。相手を逆上させたり、万が一尾行やつきまといではない場合に問題となってしまう可能性があるためです。
ご自身で証拠を取ろうとするのではなく、前述のように「監視カメラがある場所」へ移動し、そこへ相手の姿を映すようにすることで、後に証拠として認められる事があるため、こちらの方法をおすすめします。
×絶対にNGな行動3. 大きな声を出して逃げる
逆に相手を刺激することに繋がりますので、無闇に大声を出したり大きな音を立てることは控えた方が賢明です。やけになった加害者が暴力行為に出たり、逆に捕まえるチャンスを逃してしまうことになるかもしれません。
突然大きな声を立てるなどは、加害者側もパニックになるため、予想外の危険な行動につながる恐れもあります。そのため、冷静に相手を巻く行動や通報をする必要があります。
まとめ
尾行やつきまといに要注意を
移動中に不審な様子を感じた場合は、当ページを参考に冷静な対処を行ってください。また、こうした尾行やつきまといが頻発するようであれば、その場限りの対処ではなく、根本的な解決が求められます。
尾行やつきまといは、監視する意図や、住所などの情報を知ろうとするなどの意図が存在します。その瞬間だけ収まっても、別の方法で被害が再開することも考えられるため、すぐに専門家へご相談することをおすすめします。
尾行・つきまといに関する無料相談窓口
現在こうした被害に遭われている方は、すぐに専門家へ無料相談を行いましょう。相談方法は、フリーダイヤル、メール、ご面談(完全予約制・全国対応)がご利用いただけます。
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