よすが総合調査では、公安局認可の調査会社として、いじめ問題の解決に向けた調査の実施や、アドバイス業務を行なっています。
今回は、「解決したと見なされているいじめトラブル」に関するご不安について、実際のご相談を交えてご紹介しております。
同様のトラブルで探偵や興信所のご利用をお考えの方は、当ページを参考にご確認ください。

いじめが解消している状態の確認 | 実際の質問

いじめが続いているかもしれない

2017年、文部科学省が改正したいじめに関する方針の中で、いじめが解消している状態について「いじめ行為がやんでいる状態が3か月継続」または「被害者が心身の苦痛を受けていない」との文言があります。
実際にいじめ問題は、何をもって終結とするのかが難しい側面があります。
いじめ行為自体がされなくなったとしても、居心地が悪い状態が続いたり、陰口やデマなどが続き苦痛が取り払われない状況が続くこともあります。
また、近年ではSNSなどを利用したいじめ行為も確認されており、状況の判断の難しさを助長しています。

そのため、実際に解決したと言える状態かは、そのトラブル毎に相手やいじめの内容を見て、個別に判断しなければいけません。
今回は、そうしたいじめが解消している状態かどうかについて確認するため、実際に寄せられたご相談に対し、専門家が回答しています。
同様のトラブルでお悩みの方は参考にご覧ください。

「子供のいじめが解消されていないようだ」

滋賀県 50代・男性

初めてご相談させていただきます。
息子が1年前に中学校でいじめ行為を受け、一時期休学をしていました。
その際、学校側や教育委員会にも問題認知をしていただき、形式上は和解・解消という運びになりました。
その後クラス替えが行われ、息子も復学をしましたが、またいじめ行為を受けていると息子より相談を受けました。
具体的には、集団での無視や登下校の際にからかわれる、あだ名で呼ばれる等を本人が実感していると聞きました。
この話が真実であれば、和解の際に締結した誓約に反する形となり、加害者の家族にたいして法的な措置も視野に入れ検討しています。
また学校側に対しても、再発させないような働きかけを行うとの説明を反故にされた形となり、なんらかの対処を求める予定です。
つきましては、学校や委員会が定める「いじめが解消された状態」に該当しているのか、実際に調査をしていただき、かつ、いじめの実態が確認されるようであれば証拠の取得も併せてお願いできないかと存じます。
ご回答、よろしくお願い申し上げます。

引用元:メールでのご相談

いじめが解消している状態の確認 | 専門家の回答

正しい対処を行いましょう

尾行や張り込みを行い、いじめに関する証拠を収集することが出来ます。
第三者によって客観的に収集された証拠は、訴求の際にも強い効力を持ちます。
登下校の際にも被害があるとのことで、実地での調査手法が有効です。
また、学校内や限られた場での証拠に関しても、専門の記録機材をお貸ししますので、多方向から証拠を取得することが可能です。
仰るように、まずは証拠の取得も併せた記録を行い、ご家族も含め実態を把握していただく必要があるかと思います。

しかしながら、目的はあくまでも「お子さんに対するいじめ行為を無くす」ためであり、賠償請求のための証拠取得や、学校の風紀改善を促す目的では無いかと思います(もちろん、そうした後者の目的とした形でも結構です)。

まずは冷静に、今回のケースにおいて、加害者もしくは学校に対する訴求が効果的な方法であるかをご検討いただき、解決に合った正しい解決法を選ばれることが重要です。
その正しい解決法とは、被害者が定めるものになります。

いじめの解消に必要なこととは

一口に「いじめ問題」といっても、その内容は全て異なります。
そのため、ご相談者様のケースにおいて何が最善の解決策かは、当事者(息子さん)と決定する必要があります。
まずは記録を元に「この時はどう感じたのか」「誰にどうして欲しかったのか」「今後はどうしたいのか」について話し合うことで、解決までの道筋が見えるかと存じます。

その上で、転校や休学など「逃げる」事で解決する場合も大いにありますし、当事者同士の話し合いで解決した事例もあります。
誓約や法的対処などの第三者が下す判断は、当事者にとっては「抑止力」であり、それだけでは問題の根本的解決には繋がらない場合があります。

ご家族の立場から、訴求や責任追及を行うのも大切ですが、それと合わせて被害者当人の心のケアも行わなければいけません。
もちろんご家族だけでなく、カウンセラーや専門家がお手伝いすることも可能ですので、まずは専門機関にご相談ください。

(回答者:総合アドバイザー 山口)

いじめが解消している状態の確認 | 必要な調査とは

■尾行・張り込み調査

実際にいじめ被害が発生している様子を、撮影や録音などによって詳細に記録することが可能です。
プロの探偵が尾行や張り込みの専門技術を使って、法的な訴求の場でもご利用いただける証拠を取得いたします。
前述の通り、外部からの確認が難しいような場での被害に対応するため、専門機器の貸し出しやレクチャーも行っていますので、詳しくはご相談下さい。

■聞き込み調査

実態解明や状況把握のため、当事者の周囲の人物に対して聞き込み調査を行うことも有効です。
複数の証言から事実を把握することができるため、尾行・張り込み調査などをで把握出来ない実情や、噂話などについても知ることが出来ます。
こうした聞き込み調査は、いじめ問題解決の目的でよく用いられる調査で、同様のトラブルに対して非常に有効です。

まとめ

いじめが解消された状態へ

いじめ行為は、いじめた側にしか非がない問題です。
しかし、明確のいじめ行為の線引きの線引きが難しく、始まりと終わりがあやふやであり、いじめている人間にも自覚が無い場合がほとんどです。
そのため、当事者しか感じ得ない違和感については、当事者が望む形で解決するのが最善と考えます。

あなたのケースではどういった対応が求められるのか、何がベストな解決かについては、いじめ問題に詳しい専門家までご相談ください。
よすが総合調査では、心理カウンセラーや同様のトラブルに詳しいアドバイザーが、親身にご相談をお伺いします。詳しくは、下記よりご連絡下さい。

いじめが解消している状態を確認 無料相談窓口

いじめ問題に関してのご相談は、24時間・365日受け付けております。
相談方法は、フリーダイヤル、メール、ご面談(完全予約制・全国対応)が全て無料でご利用いただけます。
匿名でのご相談も可能なため、同様のトラブルに遭われている方は、泣き寝入りせずに、必ず専門家までご相談下さい。

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